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【詳細】
佐々木丸美 創元推理文庫既刊全9冊set

孤児四部作
雪の断章 2015年2月13日7版 東京創元社発行
忘れな草 2015年12月4日再版 東京創元社発行
花嫁人形2015年12月4日再版 東京創元社発行
風花の里 2009年5月29日初版 東京創元社発行

館シリーズ三部作
崖の館 2006年12月22日初版 東京創元社発行
水に描かれた館 2007年2月28日初版 東京創元社発行
夢館 2007年4月27日初版 東京創元社発行 帯付 新刊案内完備

罪灯 2009年11月27日初版 東京創元社発行　
罪・万華鏡 2009年12月25日初版 東京創元社発行

雪の断章
迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。２年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが……。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。

崖の館
百人浜の館で美しい従姉が死んだ。数年後、館を訪れたいとこたちが次々と惨劇に見舞われる。高校生の涼子は犯人への手がかりをつかむが、そこには悲しい真実が……。

罪灯
湖のスケート場で死んだ少女。罠にはめたのは誰？ 冬都、春都、夏都、秋都が胸に秘めた罪は、それぞれの想い人によって裁かれる。罪と恋を糧に生きる女達の物語。「危険区域」「顔」「魔火」「通訳」の4作を収録。

佐々木丸美
1949.1.23~2005.12.25。北海道当別町出身。北海道立当別高校卒。北海学園大学法学部中退。1975年、「二千万円テレビ懸賞小説」に佳作入選した『雪の断章』(講談社刊)でデビュー。同作はベストセラーになり、後に斉藤由貴主演、相米慎二監督で映画化された。誌的な美文と、ミステリー、ファンタジー、お伽噺、超常現象、仏教思想などさまざまな要素を絡めた独特の作風が特徴。物語同士に何らかの関連性を持たせ、奥行きがある独自の作品世界を築きあげた。代表作は、札幌を舞台に孤児の少女の運命を綴った『雪の断章』、犯罪と人間心理を巧みに描いた本格推理長編『崖の館』など

【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。