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【田中 仙樵 たなか せんしょう】
1875年~1960年。
本名 田中鼎(かなえ)。
京都府丹後の大庄屋の総領として生まれる。同志社では主に漢学による教育を受け、漢籍を習田雪峰に学ぶ。郷里で茶の湯を習い、本格的に稽古をするため京都に出て、裏千家・前田瑞雪に師事、円能斎より一子相伝十二伝台子の皆伝を受ける。
後には、石州流も皆伝。
建仁寺管長竹田黙雷老師のもとに参禅し、鳥尾得庵らの知遇を得て、明治31年(1898年)、茶道の復興を志し大日本茶道学会を創設。
流儀の制約を超えた交流研究を求めて「書物の発行」「点前の公開」など茶道の改革に乗りだす。この試みは、現在の月刊『茶道の研究』の刊行や「茶道夏期講習会」に至っている。
更には、『南方録』をはじめとする茶書研究に専念。特に『南方録』の再評価活動は、近代における茶道の精神性への着目へとつながっていった。出版活動・講演を行う他、東京農業大学造園科講師として、茶庭を志す造園家を生み出すなど、茶道文化の本質を追求した生涯は、社会的にも大きな影響を及ぼした。 父翁山の影響で南画に長け、書を西川春洞、俳句を村上鬼城、能を渡吉外次郎について習い、終生の趣味とした。
◎サイズ
本紙…縦約43㎝ 横約62㎝
全体…縦約129㎝ 横約71㎝
◎紙本・桐共箱。
◎軸先…角。
◎状態
裏側や本紙の所々にシミがございます(写真参照)。
◎真筆保証いたします。
◎返品は商品到着後1週間以内に限らせていただきます。
◎宜しくお願いいたします。
【偶来松樹下 高枕石頭眠
たまたましょうじゅのもとに来きたり まくらをたかくしてせきとうにねむる】
<意訳>
たまたま松の木の下を通りかかり、石の上に枕を高くして眠った。山中のこととて暦などはなく、寒が尽きて新年を迎えても、今年が何年であるかを知らない。
世俗を離れて自然の中で静かに過ごす様子を表す詩の一節です。特に、唐の時代の隠者、太上隠者の詩「答人」の一節として知られています。