アイボリーの地に落ち着いた色調の金彩が施された豪華な飾り瓶、調度品です。
派手なキラキラした金色ではなく、日本的な落ち着いた金色です。
菊のような花が浮彫されて立体的に仕上げられています。
口の下と下部には、細かい図柄が金彩で施されています。
首の左右の耳は、透かし彫りの龍が金彩されています。
日本的な雰囲気が漂う、明らかにジャポニズムの影響を受けている作品です。
友人が1990年代にウイーンの古美術店で買った品物です。
店主の話では、19世紀末頃、ウイーンのどこかの高級窯で作られた作品だそうです。
高台銘は、アルファベットのT,M,Cを組み合わせたような紋章のような図柄と
手書きで、93 がブルーで入っています。
その下の方に、1059 の刻印が入っています。
貴族や富裕層の邸宅にあった調度品です。 見事な作品です。
僅かな装飾の取れ、擦れ等がありますが、状態は良好です。
画像の木箱が付属します。 合わせ箱です。
サイズ(約) : 高さ 36cm 最大胴径 21cm 高台径 10cm 口径 8cm
発送方法は、ヤマト宅急便、元払いになります。
入札される前に私の「自己紹介」を必ずお読み下さい。
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(21-3-6)