
①1960年代マルザン初期原型生型第一期ソフビ当時物
サイズ約30cm 重さ約139グラム
②1960年代マルザン1期量産型アイスラッガー尖り当時物 サイズ約29cm 重さ約99グラム
状態
①個人主観です両眼のフチの塗装が当時は金色だったのですが塗膜の弱さにより残っている確率が少なくいくぶん残っていても顔料の銅成分が酸化て緑青を吹いています。
左肩上部に気泡があり右足裏に薄くマジック跡のような汚れがあります。
②個人主観ですが経年劣化による傷汚れなどがあり製造上の首に塗料のバリがあります。
画像10枚目はソフビを動かすとカラカラと音がするので緩着の破れか小石か分からなかったのでバラしてもらうと足の緩着の根元部分のバリが入っていました。
ある意味珍しくある一部のマニアの方やコレクターの方は当たりと言っているらしいです。
本来はゴミとして廃棄されている物が捨てられずにソフビの内側に残っていたのも古き昭和の良き時代の歴史を感じます。
補足
画像8枚目と画像9枚目は重さ比較の為ですので小測りは出品物ではありません。
昔はマルザンの初期原型生産型のウルトラセブンの存在が知られていない時にはマルザン1期の量産型アイスラッガー尖りがマルサン1期のセブンだと言われて中古のアンティークショップなどで販売されていたようです。
ある有名なコレクターさんがマルサン初期の金型から抜かれたソフビが最初期に極僅かだけ販売され市場に出回ったようですので非常に珍しく貴重でセブンコレクターにとっては資料的にも価値の高いソフビになっています。
マルサン最初期ウルトラセブンの原型生産と量産型の違いを少し紹介させて頂きます。
No.01 マルザン第1期(甲型)
生産第1期とされるタイプです。目に付く特徴として、目のフチの未塗装があげられます。元は金色で塗装されましたが、塗膜の弱さにより、残っている確率少なく、いくぶん残っていても、顔料の銅成分が酸化して緑青を吹いています。
もちろんこれだけで判断しては、目の黄色をはがしたニセモノに騙されかねません。他にもさまざまな特徴があります。まず頭部の成型色は量産型より明るい灰色、ボディも明るめの朱赤で、若干やわらかい材質も特徴のひとつです。また、プロテクターの孔の彫りがだれています。そして、金型の最大の特徴は左腕にあります。あきらかに型取りの失敗と思われますが、妙に長いのです。原型生産のため、量産型と比べてひとまわり大きいのも、言うに及ばない特徴ですね。
...
No.2マルザン量産型A(初期生産分)
試行錯誤はあったものの、結果、基本的に第1期甲型をベースとした量産用の金型が製作され、量産体制に移ります。
各パーツをブラッシュアップ、目のふちは黄色塗装に変更されました。
特徴は、アイスラッガー後端が尖っていることですが、実はマルザン後期発売分やブルマァク版でもこのA仕様の人形が存在し、明確な差別化はできません。但し、保存状態の良い初期発売分では、左の写真のように、脚がまっすぐ立つという特徴が見受けられます。アイスラッガー後端が尖っているため、レアと言われることが多い。
稀少かどうかはともかく
やはりこの後ろ髪?は美しいです。
注意事項
素人検品ですので誤りや見落としなどがあるかもしれませんので状態などは必ず画像にてご判断下さい。
神経質な方や完璧をお求めの方は落札をお控え下さい。
すり替え防止などの観点から返品、交換はご遠慮下さい。
ノークレーム、ノーリタン、ノーキャンセルでお願い致します。
いたずら入札防止の為に、新規の方や評価の低い方や評価が著しく悪い方、キャンセル歴が複数ある方は入札を取り消しさせて頂く場合が御座います。
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(2025年 10月 29日 20時 09分 追加)本物の最初期のウルトラセブンは一回り大きく手にもつとずっしりと重く違いもすぐに分かります。
最初期の原型版はプロテクターの不揃いや彫りが甘くプロの方が見るとすぐに本来か偽物か見分ける事が可能です。
昔の偽物の多くは両眼の黄色の塗料を外している個体が市場に出回っていて騙される方も多かったようです。
(2025年 11月 1日 7時 40分 追加)ウルトラセブンの数あるソフビのなかでもマルブルで連想されるのはやはり450シリーズではないでしょうか?
出品に際して当初は初期型1期の原型生産用のみの販売にするつもりで考えていたので比較用として量産型1期を写真で掲載する予定でした。
しかしながら量産型1期と原型生産型1期の両方を手に持ち2体並べて飾って頂き画像では分かりにくい細かな違いと本物の1期の素晴らしさをより肌で感じてもらいたいと思い2体セットで出品する事にしました。
原型生産型1期と改良された量産型1期どちらのウルトラセブンもかっこよく魅力的な素晴らしい造形のソフビです。
当オークションでも今後中々出会える機会が無いと思います。