
Peter Stone: TP470 ダビデの星タリスマン ペンダント
Hexagram ヘキサグラム
ダビデの星(二つの正三角形を組み合わせた六芒星)の図形自体は、古代から世界中の様々な文化で見られましたが、ユダヤ人のシンボルとして明確に認識されるようになったのは比較的遅く、中世以降とされています。
古くは、紀元前7世紀のユダヤの印章や、3~4世紀のシナゴーグの装飾にも見られますが、当時は他のシンボルと並んでおり、ユダヤ教の「主要な」シンボルではありませんでした。
口伝では、古代イスラエルのダビデ王の盾の紋章に由来するとも言われ、「ダビデの盾」というヘブライ語名にその名残があります。
ユダヤ教の象徴としての確立:
14世紀に神聖ローマ皇帝カール4世がプラハのユダヤ人に旗を持つことを許可した際、この六芒星が選ばれ、そこからヨーロッパ各地のユダヤ人コミュニティに広がり、ユダヤ人のアイデンティティを示す主要なシンボルとなりました。
19世紀後半、シオニズム運動がこの星を旗の主要なシンボルに採用したことで、世界中のユダヤ人にとって、民族の誇り、希望、そして祖国再建への願いを象徴する、最も有力なエンブレムとしての地位を不動のものにしました。現在のイスラエルの国旗にも描かれています。
統一と調和: 上向きの三角形は「天」や「神」を、下向きの三角形は「地」や「人間」を表し、この二つが組み合わさることで、天と地の結合、あるいは神と人との関係、調和、バランスを象徴すると解釈されることがあります(特にカバラ思想において)。
神の保護: 「ダビデの盾」の名の通り、神の保護や加護、悪霊を避ける**タリスマン(魔除け)**としての意味合いも強く持ちます。
共同体と回復力: 六つの角と中央の六角形は、世界中に散らばるユダヤ人の共同体や、長きにわたる迫害と試練を乗り越えてきたユダヤ民族の不屈の精神と生存を象徴しています。
ダビデの星が円で囲まれているデザインは、完全性、永遠、宇宙全体といった意味合いを星のシンボリズムに加え、保護的な力をさらに強めると考えられることが多いです。
最高級のスターリングシルバー925製で作られ、手持ちのお気に入りチェーンで、この信仰の象徴を心の近くに置いてください。
ペンダントヘッドのみ。
Fantasia/ファンタジア/カタカムナ