■商品概要
1896年頃に製作された、フランス・バカラ(Baccarat)による大型アンティーク・デキャンタ。クラシカルな意匠と精緻なカッティングが融合した、芸術的価値の高い逸品です。
・製造年:1896年頃(推定)
・製造国:フランス
・ブランド:Baccarat(バカラ)
・サイン(刻印):なし(当時の無刻印モデル)
・サイズ(約):
全高(栓含む):27.8cm
本体高さ:22.7cm
最大直径:10.5cm
底面直径:9.5cm
重量:約1,276g
■コンディション
・ネック部分にごく小さな擦れ傷が見られますが、全体的には大きなダメージや目立つ欠け・ヒビはなく、アンティークとして非常に良好な保存状態です。
・写真を多数掲載しておりますので、状態の詳細はご確認ください。
■商品説明
本品は、フランス・バカラが1896年頃に製作した「ルイ・フィリップモデル」の大型デキャンタです。
バカラのクラシカルラインの中でも象徴的なデザインで、後の「アルクール」シリーズの原点とも称される作品群のひとつです。
本体はハンドブローによる手仕事で成形され、深く澄んだコバルトブルーの被せクリスタルをベースに、全面に超細密なダイヤモンドカットを施した重厚な仕上がり。
光を受けて鋭く反射するカット面が美しく、見る角度によって異なる輝きを楽しめます。
六角形に特注カットされたストッパーは、機能性と装飾性を兼ね備えた見事な造形で、本体との一体感をさらに高めています。
さらに底面には放射状のカットが加えられ、細部にまで手を抜かないバカラならではの高い職人技が感じられます。
デザインのバランス、色彩の深み、重量感あるクリスタルの質感は、まさに「実用工芸品を超えた芸術品」と呼ぶにふさわしい完成度です。
100年以上を経た現在も、その魅力はいささかも衰えておりません。
コレクションとしてはもちろん、空間の主役となるインテリアピースとしても非常におすすめの逸品です。
■ご留意点
・当店で扱っている商品は、すべて一度は人の手に渡った中古品です。100年以上前に製造されたアンティーク品も多く含まれており、わずかな擦れや色調の変化など、経年による風合いも含めてお楽しみいただければ幸いです。
・状態確認には万全を期していますが、見落としがある可能性もございます。写真を細部まで撮影しておりますのでご購入前にご確認ください。
・撮影に使用している台座や小物は付属いたしません。専用箱の記載がない場合は箱なしでのお届けとなります。
・簡易運営のため、請求書・領収書の発行は行っておりません。お支払い画面やご購入時のメール履歴をご利用ください。
・恐れ入りますが、「まとめて取引」には対応しておりません。あらかじめご了承いただけますと幸いです。