SEIKOSHA 精工舎 鉄道省支給 懐中時計 昭和初期 実用品 個体 修理票付
ご紹介するのは、昭和初期に鉄道省へ支給され、実際に使用されていた精工舎製の懐中時計です。
裏蓋には「昭〇 東853 鉄道省」と旧字体で刻印が入っています。
(※「昭」の次の一文字は判読困難ですが、年代や修理履歴から昭和初期であることがわかります)
ムーブメントやダイヤルには「SEIKOSHA」の刻印。
裏蓋の内側には、当時の修理票が貼り付けられており、
昭和12年から6年間にわたり、実際に鉄道の現場で使用・整備されていた履歴が記録されています。
「隅倉時計修繕場」による整備が行われていたようで、
「天」「ガ」「スプ」などの記載から、
天輪(テンプ)、ガラス、スプリングといったパーツごとの整備内容も細かく記されています。
こうした資料が現存している個体は極めて少なく、
当時の鉄道事情と時計文化を感じさせる大変貴重な一本です。
■サイズ
直径:約50.5mm(リューズ除く)
■ムーブメント
手巻き式 17石
■精度
タイムグラファー計測:日差約−26秒、振れ角192°、ビートエラー3.8ms(参考値)
※現状稼働しておりますが、ビンテージ品のためオーバーホール前提でご検討ください。
■コンディション
ケースには経年による小傷やくすみが見られます。
文字盤は比較的良好な状態を保っており、青焼き針も美しい色合いを残しています。
実際に鉄道の現場で活躍し、ほぼ毎年きちんと整備されてきた「本物」の個体。
コレクションとしてはもちろん、昭和初期の鉄道史を物語る貴重な資料としてもおすすめです。
この機会にぜひご検討ください。
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「オーバーホール済み」の記載がない商品につきましては、ご使用前に整備が必要な場合がございます。
また、新品以外の商品における防水性は保証いたしかねますので、予めご了承ください。
宝石付きの時計に関しましては、鑑定書等が付属していない場合、石の種類を保証することができかねます。
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