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「Jomox MBrane 11 難攻不落!幻のアナログパーカッションシンセ」になります。
伝説的な超強力アナログパーカッションシンセです。
かなり古いものです。本個体ではボタンが若干柔くなっていますが(Playボタンは遊びが少し多く、他のボタンはたまにダブります)、ランプ・ディスプレイ正常(写真ではHzが合ってません)、ツマミのチャタリングもありません。ガリはほぼ出ませんが出ても馴染ませれば消えます、端子も普通に良い状態で主観ではまだまだしっかり使えるとは思います。外観は傷らしいものは確認出来ませんでした、とてもきれいな状態です。
同様のものが同社現行品のAlpha Baseにもモジュールとして入っていますが、こちらは正にその原型、原案のモデルです。楽器店でAlpha Baseを少しだけ触った感じでは使いやすく変化が起こるようにチューニングされている感じがしましたが、このMBrane11は変調の幅が異様に広く細かい値変更でもかなり荒くれており予測不能な倍音変化が起きます。この変化の自由度があまりに高すぎるがゆえ音作りの難易度は高く、プリセットを流し聞きしていると最早腹立たしいほど痛い音が高品質に表現されたりします。よってかなりじっくり取り組める覚悟がおありの方、楽しみ切る決意のある方にお勧めします。分かっているのにはぐらかす親友の様です、程よく変な音をジャンジャン出してくれるものではありません、その辺微妙に違います。
ある程度慣れてくるとボトムとヘッドのバランスをいろいろと実用的に変更可能になってきますのでサンプリングしたりストンプをかましたりDAWで空間系を使っても期待値は高まります。CRからbias bs-2そのものの様なものまで出音の品質も伴いつつ、柔硬質共にエッジの存在感が凄いです。他のグルボを従えてセンターに据えても良いでしょう。
CCでほぼ(恐らくEditレベルでは全て)全部のパラメータが変更出来ます、こちらではIPad版Lemurにて自作Editorを作って使用しておりました。Mbase01など01が付くバージョンで未完であった発音中にValue操作した際のクリックノイズはなくなっておりスムーズに動きます(全てのパラメータかは未調査)。注意点としてはいくつかのCCがDAWではエントリー出来ないエリアにいること、これは一概に快適とも言えないのですがAlesis IO DockとmfxConvertというiPadAppを連携してリアルタイム変換しLemurやTouchOSCと併用することでこちらでは実現しました、使いやすいですが都度再設定する箇所がありますので面倒さもあります。
まとまりがなくてすみませんがそんなMBrane 11是非ご検討ください。
・パーカッションシンセサイザー
・2つのT-OSCをそれぞれ調整可能、減衰調整可能。
・両カップリングともどちらの方向にも調整可能
・プリセットは110 (10 ユーザー RAM、100 フラッシュ)
・保存可能なパラメータを備えた完全なアナログサウンドエンジン
・ホワイトノイズ、メタルノイズ、65535種類のノイズパターンの組み合わせ
・トリガーゲート時間0.5ms-10ms、最大4回のマルチトリガーが可能
・8 つの波形: ノコギリ波、正弦波、三角波、矩形波、T-OSCの1つまたは両方のピッチを変調し、常にノートトリガーと同期して開始し、同時にピッチエンベ ロープになります。
・LED 7セグメント3桁画面
・データホイール1個、ポテンショメータ1個、ボタン5個、パラメータとファンクション用のLED16個
入出力端子:モノ出力 1/4" RCA ジャック x 1、MIDI入力、MIDI出力、
外部アナログトリガー入力(感度調整可能)、電源入力(9V DC専用アダプター付属)
出力レベル:約0dBu
重量:約0.5kg
サイズ:145x155x35mm
以上個人の所有物になります、NCNRでお願いします。
(2025年 2月 7日 16時 00分 追加)失礼しました、訂正致します。「mfxConvert」とご紹介しましたが正しくは「MidiMatic(This is Noise inc製)」になります。