古茂田守介・生誕100年記念展図録『COMO 古茂田守介』(不忍画廊、2018年刊行)【国内送料無料】
2018年に不忍画廊、ギャラリー川船で行われた「古茂田守介 生誕100年記念展」の図録。古茂田守介のアトリエに残されていた油彩、素描など貴重な作品を多数掲載。
・限定300部、B5版、カラー20ページ
※定価1,100 円
掲載作品
・「杏子」油彩
・「女の肖像」モノタイプ
・「ひまわり」油彩
・「かけら」素描
・「裸婦」素描 他 計45点収録
【作家略歴】
古茂田守介(こもだ もりすけ 1918-1960 愛媛県生れ)
1918年、愛媛県道後村(現松山市)に生まれた守介は、東京で画家を志していた兄・公雄の影響で19歳の時に上京、猪熊弦一郎にその才能を認められ、猪熊や脇田和に師事しました。その後、大蔵省に勤務しつつ絵画の研をつんでいた守介は、絵画を通じて知り合った三歳年下の涌井美津子と1944年に結婚。「一家に二人の絵描きはいらない」として美津子は絵の道を断念しました。1946年、美津子のすすめで守介は大蔵省を退職し画家に専念。やがて1950年代になると、抽象絵画への関心が高まり、多くの画家たちが新しい試みに着手しますが、その中でも守介は人体や静物、風景などに独自の静謐で堅固な具象表現を追い求め続け、新制作協会展や個展を通じて、その独自の油彩作品の世界は高く評価されるようになりましたが、生来の喘息に加え結核にも罹り、1960年、42歳の若さで惜しまれつつ亡くなりました。
【商品の状態】
刊行にあたり当画廊も関わっている為、この本は中古と言うよりも刊行当時から所蔵している書籍となります。状態は良好です。
※ 掲載している写真は、撮影環境や表示するPC/スマートフォン等の環境によって、実物の色合いと異なる場合があります。
※ 出品物は当画廊にて長期間保存しておりました商品です。経年等で生じた瑕疵・劣化がある場合がございます。鑑賞・使用に障るような明らかな瑕疵についてはできるだけ写真・テキストでの状態記載に努めておりますが、コンディションの感じ方には個人差がありますため、前提として長期保存品である旨をご理解くださいませ。
※その他、ご不明な点がありましたらご質問ください。