◇商品状態:ユーズドA
コンディション説明:帯つきです。帯カバーに軽度のスレキズあり。本文書き込みありません、紙面良好。迅速丁寧に発送いたします。
参考コンディション
A:とても綺麗な状態、書き込み、マーカー、破れ等ない状態、カバーに多少のヤケ
B:綺麗な状態、多少の書き込み、マーカー線引がある、ページに多少のヤケがある
C:外見にヤケや破れがある、書き込み、マーカー、線引きがある、ページにヤケ
D:状態はよくない、書き込み、マーカー、線引き、破れがあるが購読が可能、付属品欠品
*画像は実物をスキャンしたものです、光の加減により若干の色違いがございます。
◇商品情報
ISBN:9784296118113
著者:玄田有史
作品内容:【内容紹介】雇用や生活が不安定な人のほうが、セーフティネットも脆弱であるという問題を、どう解決する?コロナ禍が浮き彫りにしたさまざまな社会課題を、最新のデータと調査をもとに丁寧に読み解く。2020年以降の新型コロナウイルス危機は、私たちの仕事や生活にさまざまな影響をもたらし、生活困窮者のみならず、非正規雇用やフリーランスで働く人たちのセーフティネットの脆さも浮き彫りにしました。しかしこれらの問題は、これまで長年解決策が探られてきた制度や政策の課題が表面化しただけとも言えます。たとえば、最新の調査・分析によると、実は最も対応が不足していたのは、生活が困窮しきってはいなくても、単に非正規雇用だったために失業給付がないような中間層のための所得保障であったことがわかります。本書では、労働経済学、社会保障、労働法、人事管理などの気鋭の研究者が、それぞれの専門の立場から、現状のセーフティネットの制度的課題を明らかにするとともに、それを補完する集団の機能(ERGや労働組合)、制度を動かす基盤としての人と人、人と組織の必要な「つながり」の意義について、国内外で注目されたユニークな取り組み事例なども紹介しながら、縦横無尽に論じます。雇用が不安定な人のほうが、セーフティネットも脆弱であるという問題を、どう解決するか。従来の措置に欠けているものは何か。「多様性」の尊重が、分断や孤立を加速させるという新たなジレンマに、どう対処するか。そのための必要な「集団」のあり方とは?最新のデータと調査をもとに、現状の課題を解き明かし、今後求められる「安全網」とは何かに迫る一冊です。【序章より】本書の主なねらいは、2つある。 第一に、雇用・生活に関連する「セーフティネット」について、パンデミックの対応を中心に制度や政策の検証を行うとともに、これからの改善に向けた提言を行う。コロナ禍において、現金給付や生活保護のみならず、求職者支援制度などを含む「第二のセーフティネット」は有効に機能したのか、セーフティネットから取り残される人たちを生み出さないためには、何がさらに必要となるかなどを、つまびらかにしていく。 そこでは、就職困難者や生活困窮者など、安全・安心を必要とする人々の観点から、コロナ禍があぶり出した仕事と生活に関するセーフティネットのあり方について、多角的な検証が行われる(第1章及び第2章)。さらにセーフティネットの評価には、利用者の立場からの検証と同時に、制度を支える提供者の観点からの評価も欠かせない。これまであまり知られることのなかった、セーフティネットの「基盤」を支えている人々の実情を、制度の仕組みとあわせて紹介し、今後のセーフティネット構築の道筋を新たに示す(第3章)。 第二に、感染拡大が明らかにした、社会における新たなつながりの必要性と、そこから形づくられる「集団」のあり方を問い直す。望ましいセーフティネットの構築には、財政的な基盤だけでなく、支え合いに基づくつながりや、困難下にある個々への集団的支援についての共感と実践が求められる。コロナ禍でいっそう顕在化した社会の個別化・分断化、及び現在求められている多様化への対応として、働くつながりや集団の新たな可能性を明らかにする。 具体的には、職場における集団によるつながりがいかなる現状にあり、どのような変化が見られつつあるのかを検証する。そこでは、新たな集団の可能性となる取り組みを続けている関係当事者へのインタビュー調査に基づく分析(第4章)、労働法の観点を中心に改めて考え直す労働組合をはじめとする集団のあり方に関する問題提起(第5章)、近年ドイツで実現したフリーランスの人々による新たな集団化の事例の紹介と考察(第6章)などが示される。 生活や雇用が不安定な個人のほうが、セーフティネットも脆弱であるといった不安定や陥穽の構造問題は、どのようにすれば解決に向かうことができるのか。従来の措置に欠けているのは何か。多様性の進行が、ややもすれば分断と孤立を加速させるかもしれないという新たな課題(ジレンマ)に対し、私たちはいかに立ち向かっていけばよいのか。そのための集団のあり方とは。 本書を通じて、コロナ禍が浮き彫りにした社会の諸問題を読み解き、いま求められる新たな安全のあり方と「つながり」とは何かを考えるきっかけにしていただければ幸いである。(玄田有史・東京大学社会科学研究所教授)
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
出版日:20230520
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