YouTubeに動画をアップ致しました。
1、無謀にも パイオニア TS-V173S の TS-T930に挑んだ内容、上編
https://youtu.be/lgPgc5d8WGU※測定した周波数特性などについて解説した動画です。試聴は2番の動画です。
2、同じく カロッツエリア「ドデカVツイーター」と比較した内容、下編
https://youtu.be/bqXplBF-sQc※試聴の解説は動画の「1:44」辺りからです。イヤホンやヘッドホンで少しボリュームアップでお聴き下さい。
KR1カスタム後継機、
「KR2カスタム・チューンアップ・トゥイーター」
※ネットワーク配線、マウント付属
■重要
ホームオーディオと違い、カーオーディオの場合はドアスピーカーの取り付け位置、向きや角度が大きく制限されます。一般的にドア側の足元にあって、センターコンソールに面する形ですが、「指向性に問題が生じる」周波数帯域は大凡以下の通りです。
△17.0cm:1.0kHz~1.5kHz
△16.5cm:1.5kHz~2.0kHz
△16.0cm:2.0kHz~2.5kHz
ドアスピーカーのみの車両は一番分かりやすいですが、音がこもっていて、低音は良く鳴っているものの、ラジオ・パーソナリティーのボイスやボーカルの歌声がはっきり聞こえない、その原因は高域になるにつれ「指向性が狭くなった」からです。
上の値はサイズ別の限界値(理論的上限)に当たります。
例えば、17cmスピーカーの場合、一般的に1.5kHzより上の領域になると音の指向性が狭くなり、下斜めからリスナーに届く「直接音」が減り、「反射音」もカーペットなどに吸収されてしまう為、指向性の広い低域と比較した場合、圧倒的に「音の量」が減ったように感じてしまいます。
これが「指向性に問題が生じる」ことですが、簡単に言えば「1kHz後半から高域までの欠乏」で、その辺りをカバーできる「ワイド・レンジ・ツィーター」を追加することが有効な解決手段です。
もちろん、音質を示す歪み率や過渡応答も大事ですが、ツイーター自体の「低域再生限界」とハイパスフィルターの「カットオフ周波数」が最も注視すべきポイントです。
音質を示す歪み率、過渡応答、低域再生限界などは測定が必要ですが、ある程度見た目で判断できる数値もあります。
ネットワーク配線にあるコンデンサーの容量を是非ご確認下さい。数字が大きければ良いわけでもありませんが、「指向性の連続」から見た場合、10μF(インピーダンス4Ω)以上が一つの目安です。
■スペック
低域再生限界:1.23kHz
カットオフ周波数:≧1.8kHz -6dB/oct.
再生周波数帯域:1.23kHz~25kHz
出力音圧レベル:91dB
瞬間最大入力:150W
インピーダンス:4Ω
定格入力:35W
■セット内容
シルクドームツィーター 2個
強化樹脂製専用マウント 2個
22uFネットワーク配線 2本
※取説は付属しておりません。
■お願い
輸入品につき 音質に影響しないキズ、擦れは付き物とお考え下さい。
神経質並びに国内メーカー品質を望む方はご遠慮下さい。