リムスキー=コルサコフ:
歌劇『サトコ』全曲
ナジミディン・マヴリャーノフ
アイーダ・ガリフッリーナ
エカテリーナ・セメンチュク
ユーリ・ミネンコ
ボリショイ劇場管弦楽団
ティムール・ザンギエフ(指揮)
中世ロシアの街ノヴゴロドに住むグースリ弾きの歌手サトコ。
街の豪商たちのギルドの宴で自分の野望を歌ったサトコは、ギルドを侮辱する山師とみなされ追放されます。
サトコが湖のほとりをさまよいながら歌っていると、彼の歌に魅了された海の王の娘ヴォルホヴァが現れ、
自分は人間と結ばれる運命にあり、サトコがそれを受け入れるなら、巨万の富を彼に与える秘密(魔法の金の魚)を教えると告げます。
この秘密を知り、街に戻ったサトコは富を求めて大海原へに乗り出しますが・・・
『サトコ』は、ロシアに中世からつたわる口承叙事詩(ブィリーナ)の「サトコ伝説」をもとにした台本に、
ロシア民謡や伝統音楽を素材として芳醇なオーケストレーションを施したリムスキー=コルサコフのオペラの代表作のひとつと目される作品です。
世界中のオペラ・シーンで引く手数多の鬼才ドミトリー・チェルニアコフが、出身地モスクワのボリショイ劇場の上演を担当。
現在と過去、幻想と現実を行き来する夢幻的なこの作品にあらたな息吹を吹き込んでいます。
題名役を見事に歌うナジミディン・マヴリャーノフは、ボリショイ劇場を中心に活躍するウズベキスタン出身の若手テノール、
さらに海の王の娘ヴォルホヴァ役にロシアの人気ソプラノ、アイーダ・ガリフッリーナを配し、
エカテリーナ・セメンチュク、ユーリ・ミネンコ、ミハイル・ペトレンコら実力派の歌手たちが脇を固めるという充実した歌唱陣。
1994年生まれの新進気鋭の若手指揮者ティムール・ザンギエフのタクトがこの壮大な作品を見事にまとめ上げています。(輸入元情報)
リムスキー=コルサコフ:
歌劇『サトコ』全曲
サトコ(ノヴゴロドのグースリ弾き)…ナジミディン・マヴリャーノフ(テノール)
ヴォルホヴァ(海の王の娘)…アイーダ・ガリフッリーナ(ソプラノ)
リュバーヴァ・ブスラーエヴナ(サトコの妻)…エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)
ネジャータ(キエフのグースリ弾き)…ユーリ・ミネンコ(カウンターテナー)
海の王…スタニスラフ・トロフィモフ(バス)
ホイッスル(道化)…ミハイル・ペトレンコ(バス)
ヴァリャーグの商人…ドミトリー・ウリヤノフ(バス)
インドの商人…アレクセイ・ネクルードフ(テノール)
ヴェネツィアの商人…アンドレイ・ジリホフスキー(バリトン)
幻影(古代戦士の霊)…セルゲイ・ムルザエフ(バリトン)
フォマ・ナザーリチ(ノヴゴロドの長老)…ロマン・ムラヴィツキー(テノール)
ルカ・ジノーヴィチ(ノヴゴロドの長老)…ウラジーミル・コモヴィチ(バス)
海の王の妻…イリーナ・パルフョーノヴァ(バレリーナ)
ノヴゴロドの人々、道化師たち、船乗りたち、ヴォルホヴァの姉妹、海の魚、不思議な生き物たち、他
ボリショイ劇場合唱団
ヴァレリー・ボリソフ(合唱指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ティムール・ザンギエフ(指揮)
演出・舞台美術:ドミトリー・チェルニャコフ
衣装:エレーナ・ザイツェヴァ
照明:グレブ・フィルシュティンスキー
収録時期:2020年1月
収録場所:モスクワ、ボリショイ劇場(ライヴ)
映像監督:アンディ・ゾンマー
制作:ベルエール・メディア / Mezzo TV
協力:フランス国立映画・映像センター
収録時間:186分
画面:カラー、16:9、1080i High Definition
音声:PCMステレオ
字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
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