『原典による近代唱歌集成』 近代唱歌史のみならず近代日本歌謡史を知るための第一級歴史資料。 CD30枚組 原典印影5冊 演奏用楽譜4冊 解説・論文・索引1冊 収録音源データ集1冊 明治維新から太平洋戦争が終結する昭和 20 年(1945)までに生まれた 唱歌をCDに収録した視聴覚資料である。文部省唱歌をはじめとして、 讃美歌、聖歌、保育唱歌、軍歌、童謡、はやり歌など、多種多様な唱歌が 計 783 曲収められている。また本資料の試みとして、満洲、韓国、台湾、 および中国における、日本の唱歌の伝播と変遷の軌跡がわかる曲が収め られている。明治期は西洋楽器が流入し、学校現場にリード・オルガン (足踏みオルガン)が普及した。 CDの演奏にはピアノのほかにオルガンが使用され、原典に基づく音色を再現している。 さらに本資料には書籍が付属しており、印影巻、楽譜巻、解説巻で構成される。このうち、印影巻にはCD収録曲の原典の印影を収載し、各 曲の歌詞の全番を掲載している。楽譜巻には印影巻で伴奏の付いていない曲に新たに伴奏を付け、演奏用楽譜として掲載している。解説巻には 豊富な図版と共に、16 名の執筆者による全曲目解説、論文のほか、日韓 中の共通曲対照表、唱歌年表、索引(曲名・歌い出し・人名)を掲載している。 幅広い分野の唱歌を歌唱と原典から伝える本資料は、近代唱歌の全貌を明らかにする基礎資料といえる。
近代唱歌集成の特色 ●「明治維新」から「太平洋戦争終結」までの唱歌の歴史をあらゆる角度から検証。 近代日本音楽史に新しい視点を与える画期的な企画です! ●全曲をオリジナル楽譜までたどり、原点に基づき演奏・再現しました。 ●日本はもちろんのこと、韓国、中国、台湾、ドイツの気鋭の学者が参画。 “東アジア文化圏”への唱歌伝播の姿が、ついにあきらかに!! ●全783曲を新録音!ハイ・クオリティ・サウンドで完全デジタル録音。 ●伴奏にはピアノの他、リード・オルガン(足踏みオルガン)を使用。あの懐かしいサウンドが甦ります。 ●その存在だけが知られていた「保育唱歌」を本企画で初めてCD化。 雅楽スタイルによる“みやび”なる唱歌がここに復元されます。 ●現代最高峰の研究者たちによる充実の解説書が完成。 曲目解説、論文のほか、「歌い出し索引」「日・韓・中の共通曲対照表」「唱歌年表」 なども掲載しました。図版資料なども多数収録! ●「原点印影(全5冊)」には歴史的価値の極めて高い、オリジナル楽譜・史料を収録。 第一級の歴史資料としてお役立ていただけます。 ●「演奏用楽譜」全4巻を添付。 一流の作曲家の製作・編曲による楽譜集で、ご自身での演奏もお楽しみいただけます。 ●演奏は超一流アーティスト揃い。現代最高の演奏をお届けします。 ●解説・論文執筆著者 赤井 励(リード・オルガン文化史研究家)* 安足麿由美(エリザベト音楽大学企画広報秘書室職員)* エヴァルト・ヘンゼラー(音楽博士、エリザベト音楽大学教授)* 北原かな子(博士[国際文化]、弘前学院大学非常勤講師) 阪田寛夫(作家)* 佐藤和之(弘前大学人文学部教授) 張 前(中国・中央音楽院教授)* 手代木俊一(国際基督教大学キリスト教と文化研究所非常勤研究員)* 鳥越 信(聖和大学大学院教授) 西島 央(東京大学大学院教育学研究科助手) ヘルマン・ゴチェフスキ(ベルリン・フンボルト大学哲学学部音楽学学科助手)* 閔 庚燦(国立・韓国芸術総合大校教授)* 村尾忠廣(愛知教育大学教授) 本井康博(同志社大学非常勤講師、同志社大学社史資料室職員) 劉 麟玉(四国学院大学文学部助教授)* 安田 寛(弘前大学教育学部助教授)*
ご存じの方には多言ではございますが、その量と質からも、最高の近代歌唱CD大全集でございます。大変入手困難でございます。 大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。 |