あらゆるテクノロジーで溢れた現在ならいざ知らず、インターネットもスマホも無かった８０年代前半という早い時期に日本を飛び出して海外に衝撃を放った真性レフトフィールド、アフターディナー。その音楽的な核心にしてヴォーカリストとして知られるＨＡＣＯの９９年発となる通算２作目のソロ名義作。９５年の１作目とこの後の０２年の３作目では濃厚なアフターディナー感を感じさせる、まるでその後のアフターディナーとでも言えるような音楽性だったのに対して、本作では様々なタイプの楽曲が収録されていて、或いはさらなる音響ヴァリエーションで自由奔放なまんまに遊びまくったそんな印象のサウンド。端的に言って、Ｊ－ポップスの枠組みの中でこそインパクトを放つ楽曲も多く、これをアヴァンギャルドの文脈でいうほどの辛気臭さは無く、かといってＪ－ポップス系ポストロックというには収まり切らないので、例えば反対派Ｊ－ポップス、或いはレフトフィールド系Ｊ－ポップスというべきかもしれず、とにかく信じられないくらいの音響テクスチャーが次から次へと無限変化していくような、尚且つ日本語ポップスでもあるという凄まじさ。参加演奏者も見事に壮観で、主だった所だけでもアシッドマザーズテンプルの津山 篤 （ベース）、思い出波止場の山本精一（ギター）、ピエールバスティアン（ドラムス、メカニウム）、アルタードステイツの内橋和久（ギター）、ティポグラフィカの今堀恒夫（ギター）、灰野敬二率いる静寂の一楽儀光（ドラムス）、グラウンドゼロの大友良英（ターンテーブル）、他多数という布陣。ダグマークラウゼもカトリーヌジャノーもヤバイけれども、ＨＡＣＯのヤバさは類が無し。まずは必聴！！！  HACO-happiness proof(p-vine)

コンディション：★盤は中古盤として並品（軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し）、ジャケットは中古盤として並品（目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり）、プラケースは中古盤として並品（スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります）★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★

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