1940’s チャンピオン ロチェスターコレクション 復刻スウェットシャツ 本藍仕様です。
ランナーズタグ、両V、はめ込み型ガゼット、両袖・胴-長リブ、2本針縫製、ファブリック、スリープデザイン・・・至高の逸品です。
この度、伝説のチャンピオン、 ロチェスターコレクション新品を本藍染めしました。
本藍染のスウェットはいろいろ販売されていますが、どうもシルエット、ディテールが・・・・・ということで、
昔、40’s復刻スウェットを本藍染めしてなかなか良かったので、久しぶりにまた染めてみました。
ロチェスターコレクションシリーズの発売開始年:1998年
メーカーサイズ表記:M、チェスト88~96㎝、身長165~175㎝
カラー:ホワイト(染め前)
素材:綿100%
仕様
・40年代後半~50年代初期に使用されたランナーズタグを復刻。シルエットはタイトです。
・スウェットの最も古い縫製方法として2本針を再現。最も強度がある縫製方法。
・40年代主流のスリープデザイン。
・丸編みにより、脇は縫い目が無い肉厚のファブリック。糸の選定から起毛の回数にもこだわり。
・40年代にみられる袖、胴の長リブ仕様。
・40年代のスウェットにはゴロワッペンが付いていない。これも忠実に復刻。
生産国:日本
※40’s復刻スウェットシャツ、カラーホワイト新品を本藍染め。
※本藍染めを紺屋に依頼し、染師の職人さんによる本藍染め(地獄建て)。カラーはかち色(濃紺)を指定。
※ランナーズタグにほつれがありますが、新品生地の糊落とし洗濯(染め前に必須)や本藍染め工程によるものです。
※藍染製品の特性上、摩擦や水濡れにより多少の色落ちをするおそれがあります。
※直射日光や蛍光灯の下に放置すると日焼けの原因となります。
※初期洗濯は他の物と一緒にせず中性洗剤をご使用ください。漂白剤のご使用はお控えください。
※稀に白い灰汁が付着することがありますが、洗濯にて落ちます。
※4枚目の写真(参考画像)は約20年モノMサイズの私物です。今回と同じ紺屋で本藍染めしています。
当時のカラーも同じかち色(濃紺)。こちらは付属しません。
※参考までにサイズ感ですが、シルエットがタイトです。袖が長いので折って着用しています。
(サンサーフアロハ:S、A-2等フライトジャケット36、D-1:XS、スエット:M、シャツ:M、ジャケット類:38をジャストサイズで普段着用。)
※ノークレーム、ノーリターン厳守でお願いいたします。
※本藍染めにご理解のない方、神経質な方はご入札をご遠慮下さい。
※ペットなし。たばこなし。胸のシール類なし。紙タグ類なし。
●本藍染め(地獄建て)について
土中に埋められた藍甕の中で藍は建てられます。藍甕の中に藍のすくも(徳島産)、消石灰、フスマを加え適温で発酵させます。
発酵には温度管理とpHが重要で、温度管理は藍甕に隣接する火壺にもみ殻を燃やし火入れをし、pHチェックは舌で確認します。
発酵は菌が自然に発酵し、増殖するのを待つのでかなりの時間がかかります。発酵建ては手順が多く難しいことから、
『地獄建て』と呼ばれています。
(完成した藍液をつぎ足し、菌の増殖を促し、発酵を短期間に早める「誘い出し」は行っていません。)
●藍について
藍には防虫・防臭効果、皮膚病の抑制、切り傷の化膿を防ぐ、繊維が締まり丈夫になるといわれてきました。
藍の歴史の源流はエジプト。ここからシルクロードを渡り、インド、東南アジア、中国そして日本へと伝わり、
我が国では平安時代から「発酵建て」が行われ、枕草子などにも盛んに登場しています。江戸時代には
衣料の80%が藍染めだったといいます。