中国の年代物特種切手「斉白石作品選」を10枚セットでお譲りいたします。
記号:T.44
発行日:
上段の左から1番目~4番目は1980年1月15日発行
上段の左から5番目と下段の左から1番目~5番目は1980年5月20日発行
発行機関: 中華人民共和国郵電部
斉白石(1864年-1957年)は中国を代表する国画家。
花鳥・魚虫画を得意とし、力強い筆致と簡潔で鮮やかな表現で知られる。「似と不似の間に妙あり」という独自の画論を残した。1953年に「人民芸術家」の称号を授与され、1955年に国際平和賞を受賞。
1980年1月15日、その芸術的功績を記念して、中国郵電部は本特種切手を発行した。
切手1(上段の左から1番目)の図案名は「牡丹」です。
画面には鮮やかに咲く四輪の紅牡丹が描かれ、「九十歳白石」の款が記されている。
切手2(上段の左から2番目)の図案名は「松鼠葡萄」です。
画面は温かく静かな自然の中にあり、生命の躍動感に満ち、豊かな実りの喜びと生活感あふれる趣が表現されている。
切手3(上段の左から3番目)の図案名は「酒蟹圖」です。
この切手に「酒蟹図」が選ばれたのは、画面に描かれた蟹が多すぎず少なすぎず、ちょうど四匹であるためである。当時、中国では「四人組」が打倒されてからまだ三年余りしか経っておらず、人々は三雄一雌の四匹の蟹を食すことになぞらえて、その滅亡を象徴的に表現していた。
切手4(上段の左から4番目)の図案名は「蛙聲十里出山泉」です。
画面では、岩が折り重なる山間の洞から急流が流れ出し、その流れの中に生命感あふれる数匹のオタマジャクシが描かれ、上方には遠山が簡潔な筆致で添えられている。
切手5(上段の左から5番目)の図案名は「小鶏」です。
図案には、収穫後の田んぼを背景に、藁束のそばで数羽の毛羽立ったひよこが餌をついばむ様子が描かれている。画面には「近ごろ私が描くものは、いずれも幼い頃に自ら手に取り、目にしてきたものばかりである。あらためて過去を覆す思いである。白石山翁、これを楽しむ」との題款が添えられている。
切手6(下段の左から1番目)の図案名は「荷花」です。
画面には、碧い葉と紅い花が池の水面に凛と立ち、澄み切った池水の中には、活き活きと泳ぐ魚の姿がはっきりと見える。「白石山翁」の題款が添えられている。
切手7(下段の左から2番目)の図案名は「紅梅」です。
画面では、老いた枝から新芽が伸び、柔らかな蕾がほころび群花を咲かせている。紅梅が点々と枝に映え、幹は凛として立ち、風雪に耐える姿が描かれている。題款には「絵を描くには、その生命を写すことが大切であり、形と精神の双方を捉えられれば、それこそが良い作品である」と記されている。
切手8(下段の左から3番目)の図案名は「翠鳥」です。
画面では、美しいカワセミが高い崖の上にとまり、静かに獲物を待っている。崖下の澄んだ渓流には、数匹の小エビが生き生きと泳ぎ、のびやかで楽しげな様子が描かれている。画中には「斉黄 借山老人」の款が記されている。(王へんに黄という字は斉白石の名で、白石は号です。
切手9(下段の左から4番目)の図案名は「葫蘆」(瓢箪)です。
画面はまさに金秋の季節。蔓や茎はすでに枯れ、残った葉も落ちつつあるが、人々の目に残るのは、ずっしりと実った金色の瓢箪である。画面の題字には「頭の大きいもの小さいもの、その姿はいかにも真に迫る。人は皆、同じでないことを識り、君子としての身を同一視すべきではないと願う。白石山翁、画して題す」と記されている。
切手10(下段の左から5番目)の図案名は「秋声」です。
図案には、斉白石による中国画「秋声」が採用されている。画面では、枯れて倒れた一枚の里芋の葉が見られる一方、ほかの株はなおも凛として立ち、初秋の情景を映し出している。黄ばんだ葉のそばでは、二匹のコオロギが寄り添いながらひそやかに語り合い、秋の歌を奏でている。
画像に写っている使用済みの10枚です。当時物の使用済品としては概ねに良好な状態です。
詳細は画像にてご確認ください。NCNRでお願いいたします。
送料は普通郵便にて全国一律110円になります。匿名送付にも対応可能です。