プリンスの個性派テクノロジーラケット「PRINCE X 100 TOUR 2024」を出品します。Xシリーズは、バックハンドが苦手な日本のプリンスの開発者が、プリンスアメリカ本社の力を
借りずに日本で独自に開発したラケットのツアーモデルとして発売されたラケットです。
なのでプリンスのテクノロジーであるテキストリームやトワロンなどは使用が許可が
されなかったようです(初代モデルはプリンスのロゴも黒字で目立たない)。
その後Xシリーズのラケットが日本以外でも評判になり、プリンス本社もその有用性を認めて
テキストリームやトワロンなどを使用したものを、世界で発売したラケットになります。
初代のXは重量が軽く、ラウンドフレームでフレーム厚もあったりして、結構飛ぶラケットで
自分には使いづらかったのですが、その後2019年モデルとして重量が重くてフレーム厚が
薄めのBOXフレームのツアーシリーズを投入してきました。
黒いボディにシルバーの文字だけというデザインがとてもカッコ良くてXシリーズも気になってたので、
97平方インチと少しフェイスも小さかったので早速購入して使っていました。
一応右利き用ということで、フォアハンド面では抑え込み、バックハンド面ではボールを浮き上がせるという
ネジレの機能は、まさにその通りで、片手打ちバックハンドがとても打ちやすく、スライスもとても回転が
かかった低い弾道のボールを打つことが出来ました。
(もちろんフォアとバックの機能を逆に使いたい左効きの方でも使えると思います)
サーブなんかもフォア面で打つので抑えが効いてコントロールが良い重い球を打つことが出来ました。
新機能トリプルチューブテクノロジーによる中身が詰まったボディになった事で、打球感もとても
良くなって、プレステージやプロスタッフミッドが好きな私でも満足する事が出来ました。
独特の構造により作るのにとてもコストがかかるのか、発売されている店舗も限られていて、
たぶん販売数量も少ないのでお値段もすごく高かった記憶があります。
そのツアーシリーズの最新モデルとして2024年に、トリプルチューブテクノロジーの「X TOUR」に
テキストリーム×トワロンテクノロジーとATSが加わりフルモデルチェンジして、面剛性が非常に高く
反発性が増した競技志向のプレーヤー向けのパワーとスピン性に優れたモデルを発売しました。
ユーチューブなどのラケットインプレッション動画でもかなり評価が高いラケットとなっています。
私はフェイスの小さい97のほうを使用していたので、新モデルでは98のほうにしようかと思いましたが、
98のほうが100よりもフレーム厚が厚くシャフトも太かったので、シャフトが太いのはあまり好きでないので
100のほうにしました。
フェイスが大きくなった事もあり、快適さがアップし、なによりもテキストリーム×トワロンテクノロジーと
ATSによる面の安定性の高さが、ダブルスなどのプレーで実感する事が出来ました。
ただあまりにも快適なラケットを使用していると、プレーが雑になってしまい、更には大好きなプレステージや
プロスタッフミッドなどの難しいラケットを使えなくなってしまう恐怖もあり、ラケット本数がかなり多くなって
きたので、整理のため出品する事にしました。
とにかくプリンスのラケットの中では個性もデザインも値段も一番だと思いますので、お探しの方にはお勧めです。
画像を見て頂ければわかると思いますが、一番大きな傷は画像10枚目にあるで、それ以外はあまり目立たない程度の傷
なので、状態は良い方だと思います。
一応使用品であることを十分にご理解・ご納得の上入札頂き、落札後のキャンセル・クレーム・返品はかたくお断りします。
※このラケットを使用中に、バックハンドの名手ガスケにはまっていて、ガスケが実際にやっているようにグリップエンド
を太くしていますので、気になる方は普通に戻して頂ければと思います。
重量:約327グラム(画像の状態)
フェイス:100平方インチ