数ある出品物より本出品物を御覧いただき、ありがとうございます。
高級オーディオの名門「アキュフェーズ（Accuphase）」が当時の技術を結集した名機「ＤＰ－７０」はいかがでしょうかです。
大切に使用してまいりましたが、機器の整理に伴い、泣く泣くの出品となりました。
「トレイの開閉」「ディスクの読み取り」等、問題なく使用できておりますが、あくまでも中古品となりますので、写真をよく御確認いただきまして、状態に過度に神経質な方は入札をお控えいただきますとともに、入札後はノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
それでは、よろしくお願い致します。
「アキュフェーズ（Accuphase）ＤＰ－７０」
ディスクリート方式D/Aコンバーターを採用したCDプレイヤー。
D/A変換部に、セパレート型CDプレイヤーで開発した世界初のディスクリート・コンバーターを採用しています。
このコンバーターの動作方式は電流加算型で、電流スイッチ素子と各ビット・スイッチに接続された専用の超精密抵抗器で構成されており、リニアリティが特に優れています。
DP-70では、使用環境の温度が大幅に変化しても完全な動作をするように、温度特性が一致している電流スイッチ素子を厳選し、抵抗体には精度が0.0015%以下で、大幅な温度変化があっても抵抗値が変化しない特別開発の超精密金属箔抵抗体を採用しています。さらに、1台1台を厳密に調整し完全な動作状態にして出荷しています。
ディスクリート・コンバーター出力は電流信号として取り出されるためI/V変換回路が必要です。DP-70ではI/V変換回路に高性能アンプを採用し、同時にパルス状のグリッチ波を除去するC-MOSアナログスイッチを用いたデグリッチ回路が組み込まれています。
高速C-MOSはチャージ・インジェクションが小さく、スイッチングノイズを極小に押さえ、オーディオ回路への影響を殆ど皆無にしています。
デジタルデータ、シフトクロック信号、ラッチクロック信号、変換後の波形整形用デグリッチ信号のそれぞれを、チャンネル当り4個のオプトカプラーを通して電気的に分離し、その後D/Aコンバーターに入力しています。これによってコンバーター前後を電気的に完全に絶縁し、アースラインに起因する高周波雑音妨害を遮断しています。
また、デジタル回路とアナログ回路を金属でシールドし、電源もそれぞれ専用トランスによって完全分離することで、相互干渉を防いでいます。さらに、オーディオ回路には2巻線のトランスと左右専用整流回路を採用することでチャンネル間の干渉も防止しています。また、電源を通しての不要輻射にはライン・フィルターで対処しています。
ローパスフィルターには5次GIC型バターワースフィルタを採用しています。
さらに、DP-70では出力段で増幅の必要が無いようにコンバーターの出力電流を設定し、アンプはバッファーのみの単純な構成となっています。さらに回路はアキュフェーズのオリジナルであるプッシュプルDCサーボ直結方式を採用しています。
デジタルフィルターには4倍オーバーサンプリングタイプを採用しています。DP-70のフィルターはリップルが±0.00005dB以下、減衰量-100dB以上の特性となっています。
エンファシスが適用されたCDにも対応するためエンファシス回路を搭載しています。DP-70ではこの回路にパッシブ型のフィルターとバッファーアンプを採用しています。
出力端子は固定と可変のRCAフォノジャックに加え、XLRタイプのバランス出力も搭載しています。
デジタル出力は同軸と光の2種類を搭載しています。
回転系を1つのマスタークロックでコントロールする方式を採用しています。これにより、デジタル信号処理用とマイクロプロセッサー用の2種類のクロックを使用した際に発生したビートを防いでいます。
レーザー・ピックアップのトラッキングにリニアモーター・メカニズムを採用しています。
これによりスムーズな動作が可能となり、専用に開発した8ビット・マイクロプロセッサーと共に1秒以下の選曲を可能にしています。
メカニズム本体を高剛性のセラミック特殊樹脂ベースにマウントして共振を防ぎ、さらにシャーシからフローティングして振動の伝達を遮断しています。これによってディスク・テーブルともフローティングされ、メカニズム本体に対する外部からの振動を最小限に抑えています。
また、回転部分を厚手の金属フレームで支持することで振動を防いでおり、脚部には無垢の真鍮から削りだしたものを採用するなど、外部からの振動にも対策が施されています。
フロントパネルはゴールド調スクラッチ・ヘアライン仕上げとなっており、サイドには天然パーシモン・サイドボードを装備しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
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