
G&サリヴァン 喜歌劇 ロンドン塔の護衛兵 Yeomen of the Guard マクネアー ターフェル アレン ディーン ロイド 1992.5. 美品 稀品 マリナー アカデミー室内管弦楽団 フィリップス盤 近衛騎兵隊
マリナー指揮で 超豪華なスター歌手が揃った“ロンドン塔の護衛兵”です。フィリップス原盤。目も眩む様な華麗さで、この様な盤がなぜ成立したかが とても訝しく感じられます。80年代以後は録音事情も複雑化して “自社企画”の他にも“依頼” “提携” など様々 更には“○周年記念”もあり得ますが、それでも謎は深まるばかり。デイヴィスの“トロヴァトーレ”でも“仮面”でも“ボエーム”でも…いつもはスターを二人くらい揃えて その他は実力派のちょっと地味な歌手で脇を固めて、“実利的”と言うか“経済的”と言うか かなり堅実な姿勢を崩さないフィリップスが、なぜこれ程の贅沢三昧を行ったのか…何があったのか 聞いてみたくなるほどの不思議さでした。
シルビー マクネアー・ブリン ターフェル・トーマス アレン・スタッフォード ディーン・ロバート ロイド に マリナーとアカデミー室内管弦楽団、ほかにもマイケルズムーアとかストレイトとか…。三枚目や脇役にまでスターを嵌め込む念の入れようです。他社に類例を探すと…DGの“ウェストサイド”くらい。あちらは1984年録音なので、ひょっとして対抗したのかも…。
“イギリスのオペレッタ”…ないしは“ミュージカルの先駆け” と言われる “サヴォイオペラ” の本家本店 ギルバート&サリヴァンの中では 評価も人気も高い作品なのだそうです。LP時代から、他レーベルも含め この手の曲は “カンパニー”を丸ごと起用した録音が殆どでした。あの“ミカド”ですら 普段レコードで聴くオペレッタとは別モノの感がありましたが、この盤ばかりはスターに釣られて入手をした次第です。
“ロンドン塔” “護衛兵” “Yeomen”のどこを採用するかで 現在の邦題は様々です。貴族から大道芸人まで 老若男女がたくさん登場し、“衣装の取替え” “身分隠し” “ロマンスと結婚” “処刑と逃亡” などなどのドサクサを演じて 最後は大団円。“ミュージカル”よりは“オペレッタ”… 更には“オペラ ブッファ”的な展開で、我々が知る範囲では“秘密の結婚” にまで遡れる様な作劇術だと感じました。“ミカド” よりは これの方が絶対に面白いと思います。
詳しくお分かりの方 マニヤの方 作曲家や曲に興味のある方向けの出品です。軽装盤で リブレット添付なし。曲が曲だけに致し方ないですが、現在は廃盤だと思います。
美品です。レーベル面に指紋があり拭き取りました。ブックレットのホッチキス針にサビが出ていました。その他は 盤面 ブックレット ケースとも極美品だと思います。
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