【長岡鉄男絶賛の伝説盤】独 グラスハーモニカ 「ガラスの響き」音場は3次元的にリアル 指先の皮膚の音まで聴こえる凄い録音 神々しく魂のうめきを思わせる音色 極レア品
独Intercord 26818-5 Stereo 1LP。
「ガラスの響き Der glaeserne Klang」
フレスコバルディ:コレンテ
J.S.バッハ:「いつしか私がこの世に別れを告げるとき」
ヘンデル:ガヴォットとパスピエ
グルック:ガヴォット
ナウマン:グラスハープとリュートのためのデュオ
ナウマン:グラスハープのためのソナタ第11番
シュルツ:グラスハープのためのラルゴ
ライヒャルト:グラスハーモニカ、弦楽四重奏、コントラバスのための6重奏曲
モーツァルト:グラスハープのためのアダージョKV617a
ブルーノ・ホフマン(グラスハープ)
(録音:1979年9月、シュトゥットガルト)
これは長岡鉄男氏が絶賛した伝説のウルトラ・オーディオファイル盤です。
非常に珍しいグラスハープのアルバムで、すべてグラスハープのために作られたれっきとしたクラシック音楽で構成されています。(モーツァルトもグラスハープのための音楽を何曲か作曲しています。)
グラスハープの音楽はこの世のものとは思えないようなまか不思議な音の体験です。
ところでこの録音を長岡鉄男氏は絶賛していますが、それもそのはず、この録音を行ったのは今日のクラシック界において世界最高のプロデューサー/エンジニアであるドイツのトーンマイスター、アンドレアス・ノイブロナーですのでさすがに良い音がします。
グラスハープの薄いガラスの振動が見えるほど高い解像度と低音まで含んだふくよかな響きが完璧なまでに融合した音です。
恐ろしいほどの高調波が入っているであろうガラスの複雑な振動が作り出すその音は透明感にあふれ、ガラスのカット面の微細なぎざぎざの震えまで見えるような見事な録音です。
ブルーノ・ホフマンはグラスハープのレコードを何枚か録音していますが、このアルバムはリュートや弦楽四重奏との合奏もあり特に魅力の高いものとなっています。
どちらかというと無機的なグラスハープの曲が続いた後にB-3(ライヒャルト)で弦楽四重奏が入ってきた瞬間、まるで音楽に温かい血が流れ込んできたようで人間の存在のありがたさを感じる感動で胸がいっぱいになります。この四重奏のふくよかで温かい音は絶品で、このアルバムの価値をさらに押し上げています。
この録音を長岡鉄男氏はバイブル「外盤A級セレクション」で次のように述べています。
「79年9月、シュトゥットガルトの南西ドイツ録音スタジオでの録音。
A面は、フレスコバルディー、バッハ、ヘンデル、ナウマンの小品、うちナウマンの曲はリュートとの二重奏。B面はナウマン、シュルツ、ライヒャルト、モーツアルトの小品、うちライヒャルトはSQとCbを加えた六重奏。グラスハープは無伴奏の方が真価を発揮する。鮮烈で繊細で透明、消え入るようにか細く頼りなげで、同時にガラスのソリッドな実態感が生々しく、指先の皮膚の音まで聞こえるような凄い録音。鼻息も入るが決して耳障りではなく、音像、音場は3次元的にリアル。この神々しく、魂のうめきを思わせるような音色が最も威力を発揮するのは、バッハの“われにこの世を去る時も”(マタイ受難曲第72曲のコラールより)だが、グルックの精霊の踊りもいい。再生は非常に難しく、一般のシステムではおそらく、音色、音像とも、巨大なガラス鉢か、へたをすると、瀬戸の火鉢に化けてしまうと思う。カートリッジのテストにも好適だ。」
辛口の長岡鉄男氏がこれほど絶賛することも「優秀録音盤」を与えることもめったにありません。それほど良い録音ということなのです。
レコードはある程度聴かれていると思いますがとてもきれいな美盤です。検聴ではノイズ皆無と言ってよい結果でしたが、全体に小さなピチプチがありました。事前にクリーニングを行ってみてください。ジャケットは、表面がぴかぴかつるつるですが、裏面取り出し口側真ん中と下方にしわがあります。(写真では見えにくいかもしれませんが真ん中のものは縦横方向にできたやや大きめのしわで、下方のものは写真ではラミネート浮きのように見えるかもしれませんが、これはしわの関係で生じた反射のためです。)
正面側はピカピカで非常にきれいなコンディションです。
これは長岡氏の紹介盤の中でも最高位に位置する伝説盤で、入手が極至難のウルトラ・レア盤となっているものです。
なかなか聴くことのできないグラスハープの音を一度ご体験ください。
重量:221g(これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
盤(外見を含む)の状態に関しては、検聴を行った盤に関して気が付いた点だけを書くようにしていますが、ノイズの出方や再生状態などは再生装置によって違い、その感じ方はきわめて主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しや見逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで「大体の目安」とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-70年前の古い品も多くあります。
レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。
なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
支払いは「ヤフーかんたん決済」となります。
発送は基本的にゆうパック(おてがる版)となります。
LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。