【アイテム説明】
1899年に、イギリス、バーミンガムの銀工房、
ノートン&ホワイト(Norton & White)で作られた、精巧なリーフ型のディッシュです。
全て職人さんの手作業で作られています。
素材は純銀製のスターリング・シルバーで、
枝の所に4つのホールマークがくっきりと刻印されています。
横向きの歩くライオンによって、銀の純度92.5%以上の含有率が保証されています。
(参考)
自然主義(Naturalism;ナチュラリズム)の定義は、
美術世界では、
「自然の美しさを忠実に再現する形式」のことだそうですが、
自然をありのままにではなく(それは写実主義に該当)、
自然の「美しさを意識して」、
ありのままに表現することだそうです。
あくまでも忠実に描くのが自然主義で、
対象物を抽象化したり、実際の形を変えると自然主義には
ならないようです。
また、ありのままであっても、
自然の「醜さ」や「汚さ」を表現すると、自然主義から外れ写実主義になります。
醜さにはフォーカスせずに、美のみを意識し、
その美しさを忠実に表現する、と言った形式のようで、
いくらか耽美的で、唯美的な精神も、内包しているようです。
「美こそすべて」と言いながら、
美を支えている暗部は受け付けないと言うエキセントリックな主義です。
ロマンティックで、厳格だけども、矛盾に満ちた、
ヴィクトリア時代の風潮を、表わしているのが自然主義ではないかと思った次第です。
アイテムは、そのナチュラリズムが生み出した、
とてもレアで、ユニークな銀製品です。
自然の摂理に叶った美しい形、窪み、力強い葉脈などが、
溢れる生命力の神秘を表現し、
永遠に朽ちる事のない美しいオブジェに仕上がっています・・(^^♪
ナチュラリズムのカトラリーも人気ですが、ディッシュはレアだと思いますし、
より個人的な趣味の物として、作られた銀製品だと思います。
お酒のお供のナッツ入れ、チョコレート入れ、固形バターのディッシにしても。
また、玄関ホールのカード受けや、ドレッサーのアクセサリー入れとしてもご使用頂けるかと思います。
一枚の葉が、はらりとテーブルに落ちて来たかのような風情。
ヴィクトリアンの熟練工の技術を、ぜひ画像でご覧ください。
コンディションは完璧です。
ピンホール、ヒビ、割れ、裂け、変形、リペア跡等のダメージは御座いません。
テーブルに置いた時のガタツキもありません。
小さな磨き布をお付けし、ダブルボックスで大切に発送します。
(ロンドンの高級な銀専門モールで購入品したものです。)
☆最近、磨き直した後の画像をにアップしています。
ブログの画像はあまり磨いていないものがそのまま載っています。
【ホールマーク】
・メーカーズマーク N&W means for Norton&White
・スターリングシルバーを示すライオンパサント
92.5%以上の銀製品を示す
・デイトレターは大文字のZ(1899-1900)
・アセイタウンはバーミンガムの錨
【サイズ】
・タテ;17.9センチ
・ハバ;12.8センチ
・重さ;87グラム
お手数ですが、ブログのその他の画像は、「必ず」ご覧ください。
ブログの詳細画像も商品説明の重要な一部となります。
気になる箇所が御座いましたら、
必ず事前にご質問をお願いします。
【こちらの私のブログに、その他の画像が掲載してある事があります。
ぜひ全てご覧ください。
【返品の可否】
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【お願い】
遠方に、老いた母が独りで暮らしております。
急用で、突然留守にする事があるかもしれません。
その時は、自己紹介欄に帰宅予定日を
書いておきますので、
ご入札前に、必ず御覧になっておいてください。
東京に戻りましたら、
すぐに対応致します。
(入札がない時は、出品を取り消してから
出かけます。)
他にも、
バラエティに富んだアンティークを
色々と出品させて頂いています。
是非ご覧下さい。