伝統を引き継ぐ圧倒的な互換性が蘇る!「Sound Blaster AudjdyFX」PCIe版!!
ゲームソフトなど、あらゆるエンターテイメントソフトの標準サウンドボードとなっていた「サウンドブラスターPCI」シリーズ。
その伝統を引き継ぐ正統後継機ともいえるサウンドボードがついにPCIeで登場した
「サウンドブラスター AudjdyFX SB-1570」PCIe用です。
この商品を見ている。という事は、もはや説明するまでもないくらいだと思いますが、一応・・
この、PCIe用「サウンドブラスター AudjdyFX」は、
音質向上を重視させた"Audjdy"シリーズというカテゴリーで出ているボードでありながらも、Windows95/98時代からの往年のサウンドブラスターユーザーの方々であれば一目瞭然だと思いますが、
往年からのDOS/Vサウンドボードのスタンダードである「サウンドブラスターPCI」を思い出させるデザインとフォルムですよね。
そうなんです。
クリエイティブの製作チームがもう一度原点に立ち返り、互換性を重視していた頃のユーザー標準モデル「サウンドブラスターPCI」をPCIeで蘇らせた、
サウンドブラスターファンにとっては感動モノのボードですよね。
「サウンドブラスターPCI」といえば、まさにWindowsソフトウェアの標準音源ボードでした。
ゲームなどのエンターテイメントソフトのパッケージに書かれている、必要なPC環境には必ずと言っていいほど"Sound Blaster相当のサウンドボード推奨"と書かれていましたからね。
ゲームなどに必要なプログラムのひとつであるDirectX。
このDirectXの中にあるDirect Soundは、「サウンドブラスターPCI」をサウンドモデルに組まれていたほどだそうです。
ちなみに、「サウンドブラスター」シリーズには大きく分けて2系統のサウンドボードがあります。
標準ボードである「サウンドブラスターPCI」の他に、「サウンドブラスターLive!」シリーズがありました。
「サウンドブラスターLive!」は、「サウンドブラスター」シリーズ最大の特徴である互換性がやや犠牲になってしまいますが、音響を重視させMIDIシンセサイザーを強化するなど音質の向上と再現度の領域拡大を目指したハイエンドなサウンドボードでした。
後にそこから「Audjdy」シリーズ、「X-Fi」シリーズへと進化していきます。
逆に、標準ボードであったはずの「サウンドブラスターPCI」の系統は大して進化もせず細々と1機種のみが出るか出ないかって感じでした。
WindowsVista以降、7、8、10、11・・と変わっていくにつれ、あまりサウンドボードの互換性にこだわらないソフトウェアやアプリなどが出るようになり、音源ボードの種類にあまり悩まなくなってきたことが要因のひとつのようです。
ですがあえて今、原点に立ち返ってこのPCIe用「Sound Blaster AudjdyFX」を出してくれたマニアックな製作チームに感謝ですね。
"Audjdy"の名前が付いている事に少し違和感がありますけど・・。
ちなみに基板にはどこにも"Audjdy"とは刻印されていませんので、ボードだけを見れば「サウンドブラスターPCI」の後継モデルとしか見えない感じです。
しかも、ただ「サウンドブラスターPCI」をPCIe用で復活させただけのボードではありません。
現代のPC音源事情にも配慮された形で蘇っています。
信頼のクリエイティブ製音源制御チップを搭載したのは当然の事ですが、
ここ数年のマザーボードのオンボード音源によく搭載されるようになった、カニのマークでお馴染みのAC97互換チップもRealtekの協力により搭載されていて、
単なる過去回帰ボードというだけでなく、現代にもマッチングさせたさらなる互換性の向上にこだわったシステム構成になっています。
さらに、標準ボードならではの汎用性も戻ってきました。
インテルマザーに準拠したサウンドコネクタI/Oが付いていますので、ヘッドホン端子やRCA端子、デジタル端子などの拡張インターフェイスやスロットインターフェイスなど、標準パネルに互換性があるインターフェイスが取り付け可能になりますよね。
さらにさらに、上位モデルによく使用されるメタルブラックのスロットパネルが使用されていて上品に仕上げられていますね。
最近のマザーには、めっきりPCIスロットが付いてこなくなっちゃいましたので、PCIeスロット用のこんなボードの登場はファンには嬉しいですよね。
過去OS用のゲームを現代のPC環境で動作させる事に挑戦している方々とかには唯一の音源ボードだと思います。
では、ぜひ試してみてくださいね。
クリエイティブメディアといえば、今でこそサウンドボード以外にもいろいろ出しているマルチメディアメーカーですが、
やはり最初は「サウンドブラスター」シリーズでしたよね。
まだゲームをFD(フロッピーディスク)でやっていた頃からの老舗メーカーです。
NECのPC-9801用のサウンドボードを出していた頃は、互換性があまりよくなくヤマハの音源に適いませんでしたが、
Windows時代が到来してDOS/Vが標準機になってくると立場は逆転して、標準音源ボードになりました。
その後も互換性を維持したまま「サウンドブラスター16」「サウンドブラスター32」「サウンドブラスター64」「サウンドブラスター128」と進化していきました。
サウンド機能をあまり意識しなくてもよくなった現代でも、往年のPCユーザーやマニアックな方々は、どうしてもあの「サウンドブラスターPCI」でなくては安心できないって感じの意見が多いですよね。(微笑)
ちなみに「サウンドブラスター」はこれまでも様々な亜種が出ましたが、
個人的に今まで特に変わったボードだと思ったのが、「サウンドブラスター3DO」でした。
このボードを装着すると、音源の他にPCを3DO-REALに変身させる機能があって、3DOのゲームがPCで楽しめてしまう。という面白いボードでした。
エミュレータやコンバーターとは違って、ちゃんとしたゲーム用基板を通したハードウェア制御ですので互換性の問題が生じる事や画面動作が遅くなるという事が極端に少なくなりますよね。
日本にもかつて、シャープのX-1シリーズというPCに、PCエンジンのゲームができるものがありましたよねー。
どちらもメーカーの壁を越えたユニークな発想のものでしたよね。
オリジナルメーカーがシェアを独占するようなビジネスに特化したギスギスした生存競争をしている感じが無くなっていくのでは?と未来に期待が持てる商品でしたが、
残念ながら現代はさらに悪化している感じがしますね・・。、
ここで余談ですが・・
今にして思えば、旧型PC製品は良かったですねー。
例えばOS。
インストールしてシリアルナンバーを入れるだけで、すぐ使えました。
目障りなネット認証や電話認証なんて無縁のものでしたからね。
個人的には今でも、旧OSは充分に使用できると思っています。
DirectXの最新バージョンを適応可能にする旧OS用のアップデートプログラムを出すとか、
大容量ドライブとか大容量メモリに対応させるプログラムや、S-ATAやUSB3.0以降などの新機能への対応ドライバーや対応ソフトウエアのアップデートプログラム、旧OSの修正パッチプログラムを出せば済む事ですよね。
それなのに、いちいち新型OSを出して、その度にそれに対応する新型ハードウエアや新型マザーを出したりして買い替えを促したり・・。
まさに資本主義というかビジネスライクというか・・どうか?と思いますよね・・。
おそらく、経済関係や財界関係の人って、化学研究者とかこういうマニア系やオタク系の種類の人がいないんでしょうねー。
だから、どんなに世の中が良くなる事や、無駄を出さない事でも、便利過ぎて経済が回らなかったり儲からなかったりしたら拒否反応を示す事が多くなってしまうんだと思います・・。
"大人の事情"とか"ビジネスユース"や"経済活動"ばかりが主体で現代はホントにやりにくくて面倒ですね。(苦笑)
さてさて、余談はここまでにしまして・・
商品内容は、サウンドボード本体のみです。
ドライバーなどは付属しません。それぞれ各々でご用意ください。
ボードの状態は、やや使用感がありますが、キレイな感じだと思います。
一応、こちらの環境下で動作させてみましたが異常は無いように見えました。
しかしながら、PCパーツ基板である以上、いつ、どこで経年劣化や絶縁などの動作エラーが起きるか分かりません。その場合でもこちらでは何のサポートもできませんのでご了承の上、ご購入下さい。
対応OS、および対応マザーなどのPC環境は、あくまでも個人的な構築により変動します。動作保証できませんので、PC環境の構築、または改良などに詳しい方のみ使用してください。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。PC環境は使用機器、性能、インストールされたソフトなど様々なPC環境によって動作環境が変化しますので統一見解ではありません。また、こちらから動作方法などを説明する事はできませんので、動作方法などを質問したりしないでください)
※なお、この商品は拡張ボードですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。