18×10.9㎝
【題箋】『風來六部集 (上)下』 「上」の題箋なし
【内容】挿絵多数あり。
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上
【扉】
飛だ噂の評 天狗髑髏鑒定縁起 里のおた巻
飛花落葉 菩提樹の辨 細見嗚呼お江戸の序
風來六部集 後編 二冊
風來先生書捨給ひし反古を太乎館主人拾集て六部集といふ 云々 後略
自序 戌の九月 風來山人誌 1丁
飛た噂の評 13丁
『天狗髑髏鑒定縁起』
序 3丁
不時に吹を天狗風といひ、當なく打を天狗礫と呼。天狗頼母子、天狗俳諧等 云々 後略
序 我 風來先生、戯に筆を採り、多くの小説世に行れてより 云々 後略 1丁表
天狗髑髏圖 4丁裏
天狗髑髏鑒定縁起 4丁表~16丁裏
里のをだまき評自序 17丁表~18丁裏
挿絵 1葉
吉原細見里のをた巻評 1丁裏
甲午の初秋 風来山人書 21丁裏
跋 安永三(1774)年甲午秋七月 門人無名子誌 22丁表
風来先生著述書目 24丁裏
野夫論 近刻
虚實山師辨 同
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下
自序 下界隱士
天竺老人誌 2丁
力婦傳 風来山人述 1丁表
跋 13丁裏~14丁表
蛇蛻(ぬけがら)青大通 1丁表~15丁裏
大通は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける花に行無旅人月に通う 云々 後略~
序 天竺老人戯書 1丁表
繪圖 4丁表~5丁表
名物の饅頭は皆様御存のぼちやぼちや、川端の苫船 云々 後略~ 5丁裏
太平樂巻物
阿千代(おちよ)が傳 1丁表~24丁裏
後序 崇天坊誌 4丁半
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【刊記】不明
吉原細見里のをた巻評の跋に
安永三(1774)年甲午秋七月
とある。
【参考】体裁について
丁付けははっきり言って、雑多。「序」から始まって「本編」に繋がる、と言うのがこの本の構成らしい。
言い方を変えれば、個々に出版されたものをひとまとめにして「扉」にそれら一覧を掲げたような体である。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
特に、前篇上 に損傷がある。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
※なお、落札頂いた商品は、郵送を基本としておりますので、土・日、休日・祝日の発送は致しておりません。あらかじめご承知おき下さい。