
・紅朱砂9眼天珠 約 38mm×12mm (半透明、縞模様有り)
数ある天珠の中でも9眼天珠は、天珠誕生の黎明期より最強の天珠と言われてきました。
天珠の発祥は、西チベットの古代シャンシュン王国、古代ボン教にまでさかのぼると言われています。
今や天珠は様々な種類の模様が存在しますが、チベットに仏教が伝わる以前の天珠は、
九までの眼天珠と、卍や天地天珠の様な単純な模様のものしか存在しなかったと考えられています。
チベット仏教の吉数は大抵3の倍数があてはまりますが、
チベットで昔から天珠を護符として身につけたり、家宝として保管されているものは、三眼、六眼、九眼が多いようです。
また、九はボン教では最高の数字であり、宇宙感そのものなのです。
この九眼の図は、平面にすると密教の9字の呪法の図と酷似していることでも知られています。
この模様の不思議な力は、古代チベットでもボン教の時代から宇宙的な力を感じ取っていたのかもしれません。
天珠も現代では多くの模様が考案されていますが、この模様の九眼こそが古代からのチベット天珠の象徴であることは変わりありません。
この天珠は光を通す半透明天珠で、とメノウの縞模様もほぼ半透明です。
写真ではわかりにくいですが、
かなり微細な紅朱砂が出現しているのが確認できます。
過去に至純天珠ショールームで購入した天珠は何度か出品してきましたが、
そのなかで長年保管してきた紅朱砂天珠を購入価格の約10分の1の値段で販売いたします。
※組み合わせ用に色合いとしてふさわしいアルメニア産黒曜石珠8mm珠ブレスが付属します。
黒曜石はメキシコ産が一般的ですが、数ある産地の中で最も美しく波動が高いものはアルメニア産です。
地下深くから採掘される美しい半透明はミッドナイトレースオブシディアンといわれています。
黒曜石は地球上の鉱物で最も人類史でも神聖な力を持った石のひとつとみなされ、
イスラム教のカーバ神殿のご神体である黒石も実際は隕石ではなく黒曜石であることはほぼ間違いないといわれています。
珪素と鉄で余計な成分も無く、水晶のように長い年月をかけずに急冷されたアモルファス構造は宇宙と同様であり、
魔よけ、開運のみならず瞑想、護符としても適当なパワーストーンよりも遥かに有効な石といえるでしょう。