「新書大賞2015」1位に輝く『地方消滅』著者にして「日本創成会議」座長を務める
増田寛也氏による、究極の“解決篇"が登場!
日本各地に眠る宝の資源を発掘し、磨き、売り込み、稼ぐには?
地方に魅力的な仕事を生むことで、人が集まり、街がつくられ、次世代へもつながる。
本書では、「地方創生ビジネス」10の事例を紹介。鍵を握るI&Uターン、地方ならではのIT活用、人づくり・場づくり、補助金からの自立、日本一の売り場へ並べる方法、農協との共存作法、小ささを逆手に取る方法、など「成功の極意」を惜しみなく伝える。
【目次より】
はじめに 「地方消滅」から「地方創生ビジネス」へ
第1章 世界が注目する「ハイテク蜘蛛の糸」を開発【山形県・鶴岡市】
第2章 被災地発、IT高級イチゴで新市場を切り開く【宮城県・山元町】
第3章 「めがねのまち」から「オープンデータのまち」へ【福井県・鯖江市】
第4章 活用困難資源を観光資源に。「道の駅」型・成功モデル【栃木県・宇都宮市】
第5章 肌感覚のマーケティングで、献上栗のブランドを復活【熊本県・山江村】
第6章 本州一人口が少ない村が、「じゃばら」で大儲け【和歌山県・北山村】
第7章 森林・仕事・人を育てる村の総合商社「森の学校」【岡山県・西粟倉村】
第8章 観光協会の株式会社化とカリスマ外国人の活躍【北海道・ニセコ町】
第9章 有名デザイナーを迎え、「白いタオル」で世界へ【愛媛県・今治市】
第10章 トヨタ出身・Iターン若者の「持続可能な」離島づくり【島根県・海士町】
増田寛也
1951年、東京都生まれ。1977年、東京大学法学部卒業。同年、建設省入省。1995年より2007年まで3期にわたり岩手県知事を、2007~08年まで総務大臣を務める。2009年より野村総合研究所顧問、東京大学公共政策大学院客員教授。2011年より日本創成会議座長