非売品 希少図録本 八代吉向十三軒 作品集 写真集 歴代窯印・陶印 吉向十三軒家系図掲載 裏千家・今日庵出入方
鵬雲斎御家元御書付作品ほか 43点フルカラー写真
会期 平成6年6月9日~14日
大阪大丸心斎橋店 美術画廊
約22.5x20x1.3cm
布張り上製本
80ページ
※非売品
※会場限定本
※絶版
デパート美術画廊の展示即売会・個展図録カタログ。
わずか6日間の会期の上・会場限定や特別な外商得意顧客のみしか入手できないものです。
八代吉向十三軒の作品43点のフルカラー写真、陶歴、家系図、窯印などを収録した写真集・作品集。
茶碗、水指、皆具、花入、菓子鉢、香合ほか名作茶道具掲載。鵬雲斎御家元御書付作品多数。
巻末に吉向十三軒家系図(十三軒過去帳による)には歴代の窯印・陶印・落款印あり。
吉向十三軒に関する書籍資料、書籍等は人気の割にほとんど他に無く、歴代窯印の掲載された大変貴重な資料本です。
【内容】
主催者挨拶
作家挨拶
作品カラー写真図版 43点
吉向十三軒家系図(十三軒過去帳による)
吉向家代々御庭焼所在地
八台吉向十三軒略歴
【ごあいさつ】より
このたび大丸では、八代吉向十三軒先生の新作展を開催させていただきます。
ご存知のように吉向焼は、初代告向治兵衛が大阪の十三に開窯されたもので、特に初代治兵衛は、近世の名工と称せられ徳川将軍家より金印、銀印を拝領し周防岩国藩主、信州須坂藩主らの招きにより数々の御庭焼にもたずさわられました。
当代吉向十三軒先生は、その作風を今に伝え、又裏千家御出入方陶器師として日夜研鎖努力されており、数々の作品は、茶人の皆様方の心を魅了することと確信しております。
ぜひ、この機会にご同好の皆様お誘いあわせのうえ、ご高覧賜わりますようご案内申しあげます。
【作家あいさつ】より
吉向焼十三軒窯(代吉向十三軒を継承し、はや二十五年を迎えようと致しますことは、ひとえに裏千家御家元様はじめ皆々様の温かいご支援ご指導のものと深く感謝致しております。
この度は大丸心斎橋店美術部様のご高配を受け、前回からは六年ぶりの茶陶展を開催するに至りました。伝統的な仕事のなかにあって当然のことなのですが、自分の手で造り続ける大切さを感じてまいりました。焼きものは土、成形、釉薬、焼成とそれぞれの要素の組み合わせです。
今回は地元で採れました古代の土を釉薬(饒釉)に用い、一部製作いたしました。
我が人生は焼きものという果てしない道を歩んでまいりますが、踏みえないことばかりです。更に身を引き締め、この道を努力精進してまいる所存でございます。
皆様方のご指導ご批判を仰ぎたくご高覧賜りますようお願い申し上げます。
【掲載作品】
黒数印茶碗 鵬雲斎御家元御書付
黒茶碗 鵬雲斎御家元御書付
黒数印茶碗
黒茶碗
黒数印平茶碗 鵬雲斎御家元御書付
黒平茶碗
赤砂釉茶碗 鵬雲斎御家元御書付
赤砂釉茶碗
赤砂釉茶碗
赤砂釉茶碗
赤砂釉茶碗
赤砂釉平茶碗 鵬雲斎御家元御書付
赤砂釉平茶碗
乾山写雲錦絵茶碗 鵬雲斎御家元御書付
乾山写紫陽花絵平茶碗 鵬雲斎御家元御書付
刷毛目茶碗
交趾松竹梅唐草皆具
交趾扇面草花絵水指 鵬雲斎御家元御書付
交趾宝尽末広水指 鵬雲斎御家元御書付
交趾花丸絵水指 鵬雲斎御家元御書付
交趾宝尽袋形水指 鵬雲斎御家元御書付
交趾亀甲草花絵水指 鵬雲斎御家元御書付
交趾鳳凰七宝水指
信楽写一重口水指
交趾花丸絵菓子鉢
交趾水葵透かし菓子鉢
交趾雲鶴七宝透かし菓子鉢
刷毛目菓子鉢
信楽写耳付花入
信楽写砧花入
伊羅保釉細口花入
饒釉流し細口花入
饒釉流し細口花入
黒釣舟花入
交趾網代彫釣舟花入
交趾桃香合
黒陣太鼓香合
香炉釉栄螺蓋置
赤砂釉栄螺蓋置
交趾雲鶴火入
織部写火入
交趾鴛鴦火入
赤三具足
【吉向十三軒家系図 十三軒過去帳による】より
<以下の作家は窯印・陶印・落款あり>
初代吉向治兵衛
五代吉向治兵衛
六代吉向治兵衛
七代吉向治一郎
八代吉向了一
吉向翔平(嫡子)
吉向家代々御庭焼所在地
★状態★
画像のものが全てです。
当出品商品は「図録本」のみです。
外観は通常保管によるスレ、裏表紙に小色むらがある程度、
本文ページ上角に小折れありますが、カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)