
生まれて始めて障がいを抱えるお子さんたちと正面から向き合ったのは今から20数年前。
和食の料理人を目指していた僕は、様々な偶然が重なって養護学校の臨時的任用職員(先生)をする事になりました。
来年、小学部の卒業式を迎える6人の子どもたちの担任になりました。
そこにいたのが彼女。
無言語、重度の知的障害、脊椎側弯症、あと名前は忘れましたが世界的にも稀な難病の持ち主。
いつも廊下に立ち、歩く生徒や先生を眺めてました。
硬直する足で歩き手はいつも固く握りしめ、箸はおろかスプーンすら持てない子。
給食は先生が口に運んでいました。
今では虐待と言われるかも知れませんが、ちょっといたずらをしてみたくなり、彼女が食べようとスプーンに口を近づけたときにスッと引いてみる。
すると「ギロリ」と僕を睨む。
言葉も通じない子たちに四苦八苦していた僕が始めて彼らの心に触れた瞬間でした。
当時で20歳まで生きれないと言われてましたから、今頃はお星さまになってるとは思いますが。
6人全員が無言語の重度の発達障がいを抱えるクラスでプロの先生達も一歩引くクラスでした。
それでも保護者様たちは明るく、素人同然の僕を温かく迎え入れてくれ、子どもの話で楽しく笑って過ごせた良い1年間でした。
彼らとの1年を音楽にのせ動画にして卒業式で上映。
会場はスタンディングオベーション。
卒業後も数年お付き合いがありましたが、さすがにいまは。
彼らとの出会いが僕をココまで連れてきてくれました。個展を開き、また、お会い出来たら素的だなぁ。
とある国では出産前に障がいがあることがわかると、堕胎が許されるそうです。
日本においては全ての子が等しく神の子とされてきた歴史もあります。
それは我々日本人に縄文時代から引き継がれる人のあるべき姿なのではないでしょうか。
生まれた全ての命を活かし切る。
そんな先人の知恵を引き継ぎ、争いがなく障がいがあろうが無かろうが皆が努力と工夫をして毎日が楽しく過ごせる国になったらなぁって思います。
合掌
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