
ベートーヴェン 交響曲第9番 “合唱” DVD アバド ベルリンフィル 未開封 マッティラ ウルマーナ モーザー ヴィルム=シュルテ スウェーデン放送合唱団 2000.5.1. 解説ドキュメンタリー付
アバドの“第9” …69分の全曲演奏に 26分の解説ドキュメンタリーが付く という周到で手厚い企画のDVDです。こうした場合 演奏の方は“抜粋”にされてしまう事が多く、結局 どっち付かずの成果に終わる例を見かけます。“全曲” が採用されているのは 何よりだと感じます。
ベルリンフィルの演奏会で ライブ録音も録画収録も行われるとあって、歌手も豪華 合唱も超一流です。概要を目にしただけでも 興行側なりレーベルなりの気概が伝わる内容で、現在の演奏会や録音録画にはない “鉄壁さ”や“壮麗さ”が否応なく漂います。2000年の収録なので “わずか25年前”の事ですし、この少し前の“カラヤンの時代”ならば これに更に“豪奢さ”も加わっていた訳で、クラシックの世界も 思いの外に “移り変わり”がある事が眼前です。
・ DGの音盤とこの録画を比べると、マッティラ ウルマーナ モーザーの3人は共通。バスだけが DG盤はクヴェストホフ こちらはアイケ ウィルム=シュルテ。どちらもライブ録音ながら DGは4月 こちらは5月。極接近した時期でも 何かしらの事情があったことを感じさせる。
・ この品のジャケットには“2000年”の表記のみ。同じく“ユーロアーツ”から出されている“交響曲全集”には 2000年5月1日と明記があり、この場は一応それに従った。
・ 全曲演奏の前に “ドキュメンタリー”が収載され、ヴルフ コーノルトという学者さんが楽曲解説をされているらしい。すでに知っているつもりでも 何かしら得るものが有るはずなので これも有益だと思う。
・ ジャケットには “ランゲージ” として 英 独 仏 西の記載…一方で “日”はなし。それが “字幕”なのか “音多”かは不明。
アバドは、“毀誉褒貶”とまでは言わないまでも 人によって好悪が分かれる指揮者でした。特にベルリンフィル時代の後半は 批判がかなり声高だったと記憶します。ただ ご本人はその程度のことは “百も承知 二百も合点” らしく、どこ吹く風の様にケロリとしておられたのが印象的でした。その後はご承知のとおりで… おそらく 古楽ブームの影響もあり 聴衆の世代交代も進み 価値観も多様になり… 虚心に再評価される時期が到来したのだろうと感じました。
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