
漆塗でコーティングされた本花梨の杖です。
昔、銘木店にて3万円ほどで購入しました。
表面は職人の漆塗で加工されておりますが、写真7枚目の部位の漆は剥げております。
木は概ね綺麗な状態です。
長さ 3尺1寸(約93cm)
重さ 514g
径 9寸(27mm)
ステッキ術の練習に使用しておりました。
とてもよい杖です。硬く、重みがあり、お香のような香りがします。漆塗されているので、全体としては香りませんが、漆の剥げた写真7の部位から確認できます。近い木質は、樫と紫檀の中間程。表面の肌目は紫檀に近めです(写真4枚目、5枚目)。
というのも、本花梨はマメ科シタン属であり、本紫檀の仲間の木ですので、香木としていくつか似通った特徴(木質や重み)があります。
漆塗りは丁寧に施されており、ミクロな質感はとても手馴染みが良いです。
体調の面もあり、武道から一旦距離を置こうと断捨離していた折、知人がこちらの品を5万円で買ってくれると話していたのですが、やはり遠慮したいと断られ、今回の出品に至りました。
前回、入札、お気に入りをされた方には大変ご迷惑をお掛けしました( ノ;_ _)ノ
本花梨の漆塗りされた杖はとても珍しいです。
硬く、重厚、しなやか、漆塗りの滑らかな手触りの品です。武術にとても適しています。
是非、武道、普段使いにご活用いただければと思います。
※猫と生活しております。猫毛が入る恐れがあるので、猫アレルギーの方はご注意ください( ノ;_ _)ノ
※小ネタです。木刀や杖の木の見極めの方法のひとつとして柄頭の導管(小さいつぶつぶ)を見る方法があります。今回のような漆塗り加工品は本来見えにくいですが、塗装が剥げた写真7枚目から確認が可能です。本枇杷や椿などは樫や本花梨と比べてかなり見えにくいです。見比べてみるのも楽しいと思います( ノ;_ _)ノ
(2025年 3月 30日 14時 22分 追加)失礼しました( ノ;_ _)ノ
径は9寸(27cm)ではなく、9分(27mm)です。
径が9寸なら、それは杖ではなく丸太ですね。
大変失礼しました( ノ;_ _)ノ