今はなき日本の玩具メーカー米澤玩具の、電動式サイコロ賭博(とばく)師。賭博台の側面にあるスイッチをONにすると、賭博師がダイス(サイコロ)をカップの中で振り、台に落としてカップを開く、一連の動作を行います。しかもその動作中、体を左右に揺らし、まるで「半か? 丁か?」と言っているかのように口を動かすという、技の細かさ。MADE IN JAPANのクオリティを感じさせます。「米澤玩具」は昭和を代表する玩具メーカーで、後にセガに吸収されました。米澤玩具は、1950~60年代にかけて日本製のおもちゃをアメリカで輸入販売していたCragstanというメーカーに納品していたそうで、当品もそのひとつと思われます。台側面には米澤玩具とCragstanのロゴ入り。また、経年により動きが少し鈍く、本体にサビやキズ動作確認していません。
・サイズ:高さ23cm×幅15cm×奥行き15cm ・材質:ブリキ(胴体、帽子、ダイスカップ、台)、ソフトビニール(頭部)、フェルト(服) ・製造:米澤玩具/MADE IN JAPAN ・コンディション:中古品