【 THE GIGI / ザ・ジジ 】
2014年、イタリアのブレーシャで誕生した『ザ・ジジ』は、元ボリオリのデザイナー、ピエルイジ・ボリオリ (通称ジジ) と
その兄のマリオ・ボリオリ兄弟が手掛けるブランドです。ピエルイジ が長年温めてきたクリエーションの集大成を表現した
ザ・ジジ は、ジャケット・スーツ・コートを中心としたメンズクロージングで、そのラグジュアリーな素材と絶妙な
パターニングが織りなすハーモニーは、新たな次世代のダンディズムを体現しています。 “ニュークラシック” をキーワードに、
生地開発とリサーチに多くの時間を費やし、一見シンプルだが素材にこだわり、エレガントでリラックスした新しいスタイルのメンズの
服を提案しています。
【 特徴 】
ラルディーニ、ボリオリ、ルビアム、タリアトーレなどのイタリア新興勢力も落ち着き、ラルディーニ、
ボリオリの二強時代に突入したかに見えましたが、彗星のごとく現れ、そこに割って入ったのが、『ザ・ジジ』です。
確かな物作りに対するこだわりと、モダンかつ他に類を見ないセンスがキラリと光る、大注目銘柄。
こだわりのエクスクルーシブな素材を数多く用い、伝統的なテーラード技術を随所に散りばめながらも、
コンテンポラリーなリラックス感はキープ。結果、モダンかつエレガント、でありながらもヌケ感も兼ね備えた
スーツ&ジャケットブランドを完成させました。
“ニュークラシック”を指標とした『ザ・ジジ』はイタリアンテーラードをベースに、色気のあるフィッティングや
男らしいディテール、さらにはユニークな生地使いなどを駆使した、いわば、¨ハズシの利いた正統¨です。
あの「BOGLIOLI」で数々の偉業を成し、現在の地位にまで押し上げ、さらには同ブランドを2014年にスタートさせ
イタリアファッション業界に新風を吹き込み続けるピエルイジ・ボリオリ氏らしい超一流のセンスをお楽しみいただけます。
【 アイテム 】
メンズコートの永遠の定番『 チェスターコート(テーラードコート) 』
大人の秋冬アウターとして、ロング丈のコートはハズせません。なかでもチェスター型に代表されるテーラードコートは、
定番的でありながらドレッシーな雰囲気を備えており、ここ数年は、ニットやジーンズを合わせたりとドレスダウンでも大活躍。
テーラードコートはオン・オフ問わずな最強のコートという称号を得た、というわけ。なんですが、こういう着こなしが浸透してくると、
最早目新しさはなくなり、少々マンネリな感も否めません。“さすがに一着違うコートを新調しようかな”なんて心境にもなってみたりして。
そこでおススメなのが、着流しに最適な、脱クラシック「ちょいモード」なチェスターコート。
ちょいモードとは、モードデザインということであり、またモダン=現代的ということ。
つまり、今日的なスタイルを選ぶのが最良ということです。なぜならそういうコートは、「バサッと羽織るだけでカッコいい」という
デザインであるから。よってその効果はまさに絶大!
中でも今季おススメしたいのが、フワリと纏えるゆるシルエットのコート。
ドロップショルダーでリラックスした着心地を持つ、1980~90年代の「ジョルジオアルマーニ」を彷彿とさせる
肩に丸みのあるタイプの絶妙シルエット。カッチリとしたチェスターコートよりもカジュアルな印象があるので、
ニットやコッパン、デニムにも好相性。ダウンショルダーにたっぷり身幅をとったサイズバランスは
纏うだけでコートの端が揺れ、まるでオーラを発しているような佇まいになります。
【 コメント 】
THE GIGI(ザ・ジジ)の「ふわモコベルテッドコート¨DIABLO¨」
魅力は、アイテムのほとんどにエクスクルーシブの生地を使用している拘りにあります。
洋服に用いられる生地は、当然のことですが、既製品を用いた方が費用や手間の面では効率が良くなります。
しかしながらデザイナーのピエルイジのこだわりは、そんな妥協を許しません。
小規模なファミリー企業で、ここまで一から複雑な生地を生み出すブランドは他にありません。
ジャケットの新興ブランドがラペル飾りや、無駄なデザインで差別化を図る中、そこには目もくれず、素材で魅せている。
つまり、「THE GIGI」が闘っている土俵はすでにひとつ上なのです。
必然的に価格もお高めになりがち。ですが「THE GIGI」のコートを購入すれば、冬のアウター戦線にて必ずや脚光を浴びることは必至。
男のコートの“欲しい”をすべて詰め込んだ珠玉のコート。
グラマラスなベルテッド、男らしい長めの丈、バサッと羽織ってサマになる優雅なシルエット、
女子ウケ確実な¨ふわモコ¨素材とあれやこれや・・・・
男のコートに欲しい色気をすべて詰め込んだ、モテる要素を一つのパッケージにした珠玉のコート。
確実にこの冬は洒脱にキマります!!!
フォーマルコートの代表格¨チェスターコート¨にベルトを付けた『ダブル ベルテッドコート』。
ダブルプレストコートに加え、いっそうその洗練が際立つ¨ベルテッド¨デザイン。ガウンのように、
ただ巻いて留めるだけで、着る者をよりカッコよく演出し、男らしく、艶っぽさを最大限に発揮。
ベルトを締めるとより際立つ、ふんわり広がったスカート風の裾がエレガントです。
また、ニットのようなやわらかな風合いでストレスフリーな着心地は冬コートとは思えないほど。
デザインについて軽く触れますと、たっぷり感が際立つような1つボタンのダブルプレストデザインで、
襟は「アルスターカラー」、身頃に「玉縁ポケット」、袖先は「筒袖」、後裾は「センターベント」のミニマムデザイン。
素材ならではのリラクシーな雰囲気がありながらも、
この手のコートはオーバーサイズにふりがちですが、本作はレギュラーフィットを採用することで、
大げさな印象にならず。大人の男性も安心して着用いただけます。
またレギュラーフィットによって、生地がダブつかないので、ボタンを閉めずに着用してもフロントが嵩張らず
シングルコートと同じ感覚で着こなせます。
英国コートのように威厳のある雰囲気も、軽やかな着心地のジジ仕立て。
軽くて柔らかな仕立てですが、昨今の芯なしのアンコン仕立てでございません。
アルスターカラーコートの特有テーラード感を出すためにも、むしろ芯地や薄手のパッドが必要不可欠。
ほどほどにカッチリしており、華美なところは皆無。
しかし実際に着てみると、アンコンジャケットかのように
軽やかさがダイレクトに伝わります。肩の作りは、肩に乗る生地の面積や角度を計算し、
その重みが肩全体に分散するような仕立てに。
袖山のシルエットを整える裄綿は軽く、着心地は断然ストレスフリー。また、背幅をとっているので、ナチュラルに動き、
窮屈感を感じさせません。見た目では威厳があり格式高くて男らしいのに着心地は軽いというマジックを成し遂げております。
ただゆるいだけのアンコン仕立てオーバーシルエットとの違いは一目瞭然。袖を通した瞬間に違いが分かります。
根底は「クラシック」、着心地は「楽チン」、見た目は「洒脱」なモテコート。
<THE GIGI>らしい確かなデザインとディテールへのこだわりの集積が、クラシックなアイテムを最旬モダンな
物へと昇華してくれています。ジャケットを変えてもその人の印象が変わることはありませんが、
大面積のコートを変更すると印象が激変します。少々極端なことを言うと、コートがトレンドのもであれば、
上着が多少古いものでも、十分にバランスが取れるというわけ。この一着あれば、インナーがカットソーだろうが、
ニット1枚だろうが、スーツやジャケットを着ようが、スタイリングは絶対的に無敵なものが仕上がります。
上品かつリラクシーな雰囲気を漂わせる外観だけでなく、冬の寒い日に思わず手に取りたくなる保温性の高さや軽い着心地など、日常生活での使い勝手の良さもポイント!
今の気分を巧みに取り入れながら、女性受けもよく、何よりカッコいい!そして、長く愛用できる要素もたっぷりな品なので、
自信を持ってお勧めいたします。
【 ディテール 】
・ベルテッドコート
・ダブルプレスト
・1つボタン
・アルスターカラー
・腰部:両玉縁ポケット
・後裾:センターベント
・袖:筒袖
・前振袖
・総裏地
・内ポケット1つ
・ハンガーループ
【 生地 】
温もりとリラックス感が同居した『4種混紡ブークレ』になります。
「ヴァージンウール」、「モヘア」、「アルパカ」、「ナイロン」の4者を混紡した紡毛糸を撚り合わせ織られた織物に、
高温を加えることで圧縮して織密度を高め、表面にかけ玉状のループを生んだ¨ふわモコ¨素材。
出来上がりまでに10以上の工程が必要になり、現在でも手工業同然で作られているので、流通量が少なく、
生地そのものにすごく価値があります。
HERMESやCHANELなどのメゾン系ブランドからも絶大な信頼を得ている、イタリア・ビエラの最高級服地メーカー
¨Lanificio Ferla(フェルラ社)¨のもので間違いないでしょう。
味わい深くぬくもりのある表情はイマドキのオシャレの勘ドコロに合致。
高密度かつ毛足短めにカールしたブークレ素材は、テディベアコートのようなモコモコ感、フェミニンな印象が強くない、
大人にうってつけの¨ふわモコ素材。リラックス感たっぷりながらも圧倒的なエレガンスを漂わせます。
しかも落ち着きがあって親しみやすいなどメリット満載です。
生地にふくらみがあって断熱性のある空気を多く含むので、軽いのに暖かく頑丈。
毛玉ができにくくなっているので、日常のケアはほとんど必要ありません。
重層的な生地なので見た目には重厚感がありますが、その実、ニット素材のようにしなやかなので、
コチラのコートは¨まるで柔らかな鎧¨と表現できます。
5種混紡だけあって、ゴワつき¨や¨チクチク¨は皆無です。耐久性が高く、シワにも強いデイリーユースに適した特徴を持っています。
「 毛布のようなぬくもりと柔らかさ 」、「 ふんわりと優しく包み込んでくれるような軽やかさ」、「 ニュアンス感のある表情」を実現。
【 素材 】
表地/ヴァージンウール:56%・モヘア:12%・アルパカ:12%・ナイロン:20%
裏地/ビスコース:52%・アクリル:48%
【 色 】
永遠の定番カラー『 ブラック 』となります。
着こなしに「 格 」と「 色気 」と「 存在感 」を生む、男の究極カラー。
よくあるブラックなのですが、やっぱりイイものはイイ。
とにかく合わせやすいので、幅広いコーディネートに活用できます。
【 サイズ感 】
ラインはきちんとした印象で心地よいフィット感が得られる『レギュラーフィット』。
ボリオリ同様に全体のバランスを重視したクラシックとモダンを両立した設計。
胸まわりや袖のもたつきを解消してスマートな見た目を実現しつつ、スーツ(ジャケット)の上に着用することを想定して、
適度な遊びを設けて運動性を確保しています。構築的な肩回り、ウエストを絞りすぎない今っぽいフォルムを採用しているため、
男らしい大きな背中を演出。
スポルベリーノでシャツの上に羽織ってもダボッとした印象にはならないパーフェクトなシルエットです。
着丈は109cmのひざ下丈。素材の良さを実感できる贅沢なレングス。
男っぷりを上げ、補正効果が高く、なお且つ他人と差別化を図るのに、これほど効果的なアイテムはないと思います。
【 サイズ 】
【 48 】
【 サイズ実寸 】
着丈: 109 cm
肩幅: 46 cm
身幅: 56 cm
袖丈: 66 cm
採寸位置
着丈・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・肩先から肩先直線
身幅・・・袖付け根位置の脇下両端直線
袖丈・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。