初出音源!
『トリスタンとイゾルデ』 サヴァリッシュ&バイロイト 1958
サヴァリッシュ&バイロイト/
『トリスタンとイゾルデ』1958年ライヴ
ワーグナー:
『トリスタンとイゾルデ』全曲
ヴィントガッセン、
ニルソン、
グラインドル、ほか
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
1958年7月26日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ、モノラル)
※MYTOレーベルよりリリースされた58年録音とは公演日が異なります。
20世紀を代表するワーグナー・ソプラノ、ビルギット・ニルソン生誕100年記念。
戦争で一時中断したバイロイト音楽祭が再開された1951年より舞台に立っていたヴィントガッセン、1954年から登場したニルソン、この2人がバイロイトの『トリスタン』で初顔合わせしたのは1957年でした。この演奏はすでに広く知られていますが、実はこの1957年の上演は大成功を収めたわけではなく、この演奏でバイロイト・デビューを果たしたサヴァリッシュの指揮がどことなくぎこちなかった上、2人の歌唱もまだまだ熟達の域に達していたわけではなかったようです。
しかし、今回登場の1958年の演奏は、ヴィントガッセンとニルソンの強靭な声と、サヴァリッシュの斬新な解釈(1957年度の演奏では「テンポが速すぎる」とされた)によるすっきりとしたオーケストラの響きが溶け合うことで、まさに「最高の組み合わせ」が完成しています。
サヴァリッシュはこの年以降、1962年までバイロイトに登場して『オランダ人』『タンホイザー』『ローエングリン』を振ってその名声を確立。しかし次の『マイスタージンガー』で総監督ヴィーラント・ワーグナーとキャスティングを巡って対立し、バイロイトを去りました。
主役2人を巡る人々も、素晴らしい歌手たちによって演じられています。マルケ王を歌うグラインドル、ブランゲーネ役のホフマンを始め、ニルソンと同じくスウェーデン出身のセデーン、2年後の1960年にはトリスタン役としてニルソンと共演したウールといったワーグナー作品ではおなじみの顔ぶれは、この後もニルソン、ヴィントガッセンとともに華々しい時代を築いた人たちです。
1950年代から60年代にかけての「バイロイトの黄金時代」を象徴する名演をお楽しみください。(輸入元情報)
ワーグナー:
『トリスタンとイゾルデ』全曲
トリスタン…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
イゾルデ…ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
マルケ王…ヨーゼフ・グラインドル(バス)
クルヴェナール…エリック・セデーン(バリトン)
メーロト…フリッツ・ウール(テノール)
ブランゲーネ…グレース・ホフマン(メゾ・ソプラノ)
牧人…ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
舵手…エグモント・コッホ(バリトン)
若い水夫…ヨーゼフ・トラクセル(テノール)
バイロイト祝祭合唱団
ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音時期:1958年7月26日
録音場所:バイロイト祝祭劇場
録音方式:モノラル(ライヴ)
未開封新品。
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