これは知られざる傑作。或いは2000年代前半のプログレッシブロックシーンが人知れず産み落としていた奇態さ無双の変異体、オーディオシンクロシーの02年発となる唯一作。リリースはレーベル無しのバンド側による完全な自主制作によるもので、このためプレス枚数が少なかったものと思われ、現在では意外な入手困難盤。参加メンバーを調べてみても特に現行の21世紀型プログレッシブロックシーンへと絡んでいるハズもい無名ばかりのベース、ドラムス、ヴァイオリン、ギター、ヴァオーカル、キーボードを操る4人組。でもって個々がズバ抜けた必殺技を持つバカテクというわけでもないのに、本作で聴けるアンサンブルの完成度たるや往年のサムラママスマンナ、カルティヴェイター、ミルベインなどの北欧アヴァンプログレの系譜に肉薄する70年代中期物のようなヴィンテージなテクスチャーを放ちながら高難度のフラグメントの連なりを決めまくっていく恐るべき技巧派。で、ここが注目ポイントのB級感が演奏のそこかしこから溢れているという珍妙さ。経歴でいうとこのバンドのリーダーで作曲家、ヴァイオリンとキーボードを演奏するトレヴァーロイドだけはクリアーライトの03年作、ショーンゲリンの04年作、アイソバーの2024年作にゲスト奏者として参加しているのが確認できるので、ごく一部でその実力が評価されてもいるというその証左。で、本作の内容と言えば、中心になって大活躍するヴァイオリンにフォーカスすればちょいアヴァンなヴァイオリンジャズロックとして聴けなくもないものの、それはあくまでどこに着目するかという事であって、音楽性全体としてはちょっと形容するのが非常に難しいというのがこのバンドの困ったところで、乱暴な言い方をすればイエス風味を抜いたイエツダウルファとヘヴィプログレ風味を抜いたデウスエクスマキーナが、フレンチTV的なアヴァンプログレ作法で蒸留されちゃったような、だけで終わらずにさらに自由気ままに破調スケールアウト技法で大炸裂するというちょっとヤバすぎる内容。AUDIOSYNCHROCY-same(not on label)
コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★
★送料(ユウメール):CD1枚¥180、CD2枚¥215、CD3枚~4枚¥300★郵便料金改定に伴いまして(CD5枚以上は枚数制限無し)及び(LP盤1枚~2枚)は定形外郵便(規格外)での扱いとなります。送料は¥500★