群ようこの4冊セット;
①「しない。」、
②「衣にちにち」(以上、集英社文庫)、
③「ついに、来た?」、
④「こんな感じ」(以上、幻冬舎文庫)
の4冊です。状態は、全般に良好です。送料はクリックポストで185円です。
★内容:
①「しない。」: 決めつけず、縛られず。もっと心地よく、ラクに暮らすための“しないこと”リスト ―― 長らく便利に使ってきた「通販」。ところが、ある時からトラブルが頻繁に起こるようになり・・・。一度も持ったことがない「携帯電話」や、悩みだらけの「化粧」。昔から熱意が持てなかった「結婚」に、「捨てすぎること」で起こった想定外のトラブル。著者ならではの"しないこと"をひもといて見えてきた、ラクで快適な毎日を送るためのヒントとは。自分なりの取捨選択が見つかる、共感と発見の全16章。
②「衣にちにち」: 「まいったなぁ」 ――この頃気温が安定しない。日々の温度差が10度近いと、もうお手上げだ。何を着ていいのか全然わからない。日々健やかに過ごすためにせっせと漢方に通い、リンパマッサージを受け、ストレスを溜めないようにクローゼットの整理をする。大好きな着物なのに着るのがしんどくなる時もある。ただただ小綺麗でいたいだけなのに、どうしてこんなに悩ましいの?中高年女性共感必至の衣日記。
③「ついに、来た?」: 父の死後、年下の男に奔ったサチの母。70歳で出戻ってきたが、どうも様子がおかしい(「母、出戻る?」)。専業主婦のマリは義父のボケを疑い、検査を受けさせたいが、横暴な夫は断固反対する(「義父、探す?」)。働いたり、結婚したり、出産したりしているうちに、親たちの「老い」という問題がやって来た!? シリアスなテーマを、明るく綴る。
④「こんな感じ」: ヒロコ・物書き51歳、ミユキ・メイクアップアーティスト54歳、マキコ・イラストレーター49歳。慢性的な体調不良、体型の変化、親の健康問題・・・、顔を合わせると「はあ~、何だかねえ」とため息つきつつ苦笑い。そんな3人の所にパワフルな野良猫・むくちゃんがやってきて――。 ままならない日々、でも、まあいいか。大人な女3人の、笑えて沁みる日々を綴る連作小説。
★著者、群ようこ は1954年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「本の雑誌社」に入社。1984年在社中に『午前零時の玄米パン』を発表し、本格的に作家デビュー。同社退職後、日常の生活をさりげなく書いたエッセイや小説・評伝・対談等を発表し、軽妙な語り口の文体で、女性を中心に数多くの読者の心をつかみ現在に至る。著書に、『鞄に本だけつめこんで』、『膝小僧の神様』、『無印おまじない物語』、『猫と海鞘(ほや)』、『かつら・スカーフ・半ズボン』、『またたび回覧板』、『飢え』、『ヤマダ一家の辛抱』、『ビーの話』、『おかめなふたり』、『小美代姐さん花乱万丈』、『きもの365日』、『妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子』、『かもめ食堂』、『しいちゃん日記』、『音の細道』、『ぢぞうはみんな知っている』、『おんなのるつぼ』、『おとこのるつぼ』、『うちのご近所さん』など多数。
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