★走れメロス 太宰治 中古良書!!の出品です。
★昭和46年12月9刷発行。商品は文庫版で、経年の日焼け等ありますが、概ね良い状態です。
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内容紹介
恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった――。青年の独白から始まる「ダス・ゲマイネ」。かばんひとつさげて、その峠を訪れた。私は、富士に化かされた(「富嶽百景」)。朝、目を覚ましてから寝床に入るまで、少女の心理を鮮やかに捉える「女生徒」。そして、命を賭けた友情をきりりと描いた永遠の名編「走れメロス」。九つの物語が万華鏡のようにきらめく短編集。
出版社からのコメント
内容(「BOOK」データベースより)
人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。
内容(「MARC」データベースより)
魂をゆさぶる永遠の名作。無実の罪で死刑を宣告され、身代わりとなった友のため許された期限は三日。戻れるかメロス! たくさんの美しいアニメーションカットと感動の展開を贈る豪華カラー版アニメ絵本。92年夏全国洋画系ロードショー作品・文部省選定。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 著者について
1909年、青森県に生まれる。本名、津島修治。小説家。青森中学校を経て弘前高等学校を卒業。中学校時代から作家を志し、小説を書く。1930年、東京大学仏文科に入学。井伏鱒二氏を訪ね、師事する。1933年、同人誌「海豹」創刊号に『魚服記』を発表、注目される。1936年、第1創作集『晩年』を刊行。1940年、『女性徒』で第4回北村透谷記念文学賞牌を受ける。1948年、『人間失格』を書き、38歳で死去。おもな作品には『ダス・ゲマイネ』『新釈諸国噺』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『桜桃』などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
太宰/治
1909‐1948。青森県金木村生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。’39年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富岳百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2018年 8月 20日 17時 45分 追加)
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