1970年生まれ、イタリアはサルディーニャ島北部の小さな港町、パッラウ出身のアヴァンギャルドフリーロック系ギタリストにしてギタークラフトマンとしても知られ、要するにご自身でギターを改造しては、異様な形状のギターを次々に作り出し、それを特殊なアンプリファイドによる独自システムにより特殊奏法を交えながらアンサンブルの現場へと応用していくという、あらゆるスタイルが出尽くしたかと思われる現代に於いてさえ、この独創性はちょっとお目にかかれないような立ち位置にあるパオロアアンジェリの、こちらはソロ名義作としての1作目。リリースはイタリアはボローニャ拠点のアヴァンギャルド系インディーズ、eroshaから限定枚数のリリースだったもので、現在ではけっこう入手困難。編成も大掛かりなもので、パオロアンジェリの各種改造ギターを中心にアコーデオン、サックス、チェロ、クラリネット、トランペット、ヴァイオリン、ヴォーカルセクションが加わった14人編成で、これを各楽曲毎に振り分けながらの録音。因みにこれらの演奏者は非常に無名で、イタリアンジャズやプログレシーンとの繋がりがほとんど確認できない人々なのにこれほどの音楽的なポテンシャルを秘めているというのが驚きで、イタリアの90年代には明確には区分出来ない領域でも独自のシーンを形成していたというのを如実に示しているというのが良く解るという次第。内容はこれが非常に個性的で、一概に~の枠内と形容するのが難しいものの、あえて言えば反対派ロックの系統とフリーロックとエクスペリメンタルサイケがゴチャ混ぜになったまんま、イタリアンフォークロアな要素も絡めてオルタナティブアヴァンギャルドプログレッシブな装いで人間が生演奏した音響モンタージュといった印象。わりと近いところではカナダのコンヴェンタムの首謀、ルネルシエの諸作やフレッドフリスの即興でない方のソロアルバムなんかにも意外に近いセンスも散見されるけれどもやっぱりまるで違うようなっていう何だかスゴイ内容。変なロックを収集しているその筋の好事家や反対派ロックコレクターも含めてまずは要注目の怪作。PAOLO ANGELI-dove dormono gli autobus(erosha)
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