
ご覧頂きありがとうございます。こちらの商品は、KATOのGe4/4 IIIを改造したぶどう色の機関車に、ぶどう色に塗装した各客車11両を揃えた、フリーランスの客車編成です。
全体的に中国国鉄の旅遊列車の熊猫専列(パンダトレイン)をモチーフにした内装にしております。また、全車の側面に水牌を模したサボ(神戸⇔下関)を貼り付けています。
また、全車の屋根は銀色としています。
【編成内容・加工点】
機関車 (ED200-1)
・KATOのGe4/4 IIIの連結器をナックルカプラーに交換し、誘導員手摺を立体化、DF50用スノープラウを追加取り付け、屋根上を直流仕様に配置
・車体色はジェイズ戦前客車色で塗装、車体アクセントに銀色帯を塗装
・区名札「関」「寝台特急マーク」を窓下に貼り付け
・側面及び前面に「JNR」金属インレタ転写済み
・車番は「ED200-1」に設定
郵便荷物車 (マユニ78 801)
・KATOのスエ78をベースに車体をジェイズ戦前客車色で塗装、帯色をジェイズ青大将色で塗装
・実際のマユニ78と同じ窓位置に窓保護棒を取り付け
・KATOナックルカプラーを使用
1号車~5号車 4人用カルテット寝台 (オロネ12 701~705)
・KATOのナハネ20をベースに車体色をジェイズ戦前客車色で塗装、帯色をジェイズ戦前客車色で塗装
・給仕室窓横に銀色インレタ「2」貼り付け済み
・寝台2区画分の窓を1区画とし、中央には4人用の机と椅子を配置
・中国の熊猫専列(パンダトレイン)に実在するYW車を改造した4人用寝台の配置を再現
・室内灯のある客車とない客車あり
6号車 食堂車 (オシ12 701)
・KATOのナシ20をベースに車体色をジェイズ戦前客車色で塗装、帯色をジェイズ青大将色で塗装
・車体中央、車番上に金属インレタ「JNR」を転写
・室内灯つき (ただしチラつき激しい)
7号車 ラウンジカー (オロ15 801)
・マイクロエースの伊豆急サロ1801をベースに金帯をマスキングし、車体色をジェイズ戦前客車色で塗装、帯色をジェイズ青大将色で塗装、窓枠を銀色で塗装
・室内灯つき (ただしチラつき激しい)
8号車 6人用座席コンパートメント車 (オロ15 701)
・KATOのナロネ21をベースに車体色をジェイズ戦前客車色で塗装、帯色をジェイズ青大将色で塗装
・小窓を埋め、内装を撤去しアルモデル10系寝台内装パーツを設置し塗り分け枕をインレタで貼り付け3人用腰掛けに
・乗降ドア横に銀色インレタ「1」を貼り付け
・室内灯なし
9号車 2人用ツインデラックス寝台車 (オロネ12 901)
・KATOのナロネ21をベースに車体色をジェイズ戦前客車色に塗装、帯色をジェイズ青大将色で塗装
・内装を大幅に変更し、窓2個分を1室として寝具や椅子、机などを配置しトイレブースも設置
・乗降ドア横に銀色インレタ「1」転写済み
・室内灯つき
10号車 電源車 (カニ24 12)
・TOMIXのカニ24をベースに車体色をジェイズ戦前客車色、帯色をジェイズ青大将色で塗装
・テールサインは緑色単色で点灯
・側面に金属インレタ「JNR」転写済み
・後部監視窓側にKATOのボディマウント式のナックルカプラーを取り付け済み
【製作者コメント】
誰得編成です。実際に中国で走っている熊猫専列という名の旅遊列車を20系のブドートレインとしてやってみた編成です。
まず、機関車はオリジナリティの欲しさに海外の車両をぶどう色に塗ってみようと思い立って白羽の矢が立ったのが、KATOのスイス型、Ge4/4 IIIでした。塗装を剥いでみると分かりますが、なかなかJR貨物色や国鉄特急色も似合いそうなデザインをしています。
次に1号車から5号車のナハネ20改の4人用カルテット寝台ですが、実際に熊猫専列の高級硬臥の改造方法と同様にしています (参考:https://news.railway-pressnet.com/archives/20971)
6号車は単なる食堂車ですが、そのままでは単調ですのでJNRマークを入れました。7号車は完全オリジナルで、伊豆急のサロ1801、ロイヤルボックスをぶどう色に化けさせた上で繋いでいます。フリースペースやラウンジとして使える設定です。実際の熊猫専列にもマージャンスペースを有するラウンジ車があるようですので、その代替ということで。
8号車の6人用コンパートメントは個人的なお気に入りです。国鉄ではスイテ37020(スイテ48)やスイテ37050(スイテ37→マイテ58)などの一等区分室や、ジョイフルトレインのユーロライナーでしか登場しなかったタイプの6人用個室ですが、欧州などでは割と一般的であり、それを再現した車両となります。スロネ30の座席版と思えば、通常のぶどう色に青帯も似合うかも知れません。
9号車のロイヤルデラックス車は実際に熊猫専列の特級軟臥をモチーフにしています。日本でも24系のロイヤルデラックスとして存在する車両とほぼ同じ内装設定です。
10号車の電源車及び郵便荷物車は特に何も考えず作りましたが、カニ24のぶどう色化に際しての帯は欠かせない存在であることが分かりました。
全車が「ロ」の都合上、内装の差異を明記するべくドア横に銀色の「1」「2」を付けております。
【発送について】
12両をCASCOのケースに纏めて発送致します。
よろしくお願い致します。