专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- ★Freeway★1930’s-c1957 ブルー・リッジ「フルーツ・ファンタジー」。アメリカ・オハイオの森に千人の工場。収集家が多い手描きウェア

Blue Ridge “Fruit Fantasy"

ブルー・リッジ
「フルーツ・ファンタジー」

1930年代-1957年。オハイオの山中で

米国収集家のトップ・ターゲット

手描きの上に釉薬。Underglaze

アメリカ全土に販売して愛された

一つとして同じものはないハンドペイント

★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点内外を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中（アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤル・ドルトン）
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　英陶、それも骨董品の世界からちょいと離れ加減にして、これまであまりご紹介しなかったアメリカなどの著名な窯とその製品をトリオでご紹介して行こうと思います。
　ただしどうしても離れられない英陶やら北欧、ドイツ窯の素晴らしい骨董を骨董商から紹介されると、ふらふらそっちへ戻ってしまう可能性はあります。そのあたりのふらつきはご容赦を。

　出品者はこのアメリカの「ブルー・リッジ」（正しくはBlue Ridge Southern Pottery）のことを今日に存続する新しいメーカーではないかと勝手に思っていました。ただUSAの未使用品専売店のリストを読むたびに、何やらその名前がカッコいいとは感じていた。リストにあるのは極めて素朴な花とかフルーツの絵柄のウェア。明らかにハンドペイントでしかないが…と気になっていました。
　この「フルーツ・ファンタジー」をチョイスして取り寄せてみたところ、絵柄は単純ながらトリオ全体に光沢があって美しい。
　調べてみると、アメリカでは有名な窯。現存はせず、1930年代から1957年までこういうフル・ハンドペイントのウェアをアメリカ全土に販売し、今やアメリカで最も多くのコレクターが存在する、人気ナンバー・ワンだと言います。知らなかった。
　オハイオの山中に従業員1000人を抱える大工場。そこでアメリカ人によるハンド・クラフトと言うべきカップ・ウェアが作られた。
　何で生産は終わったのか。「プラスチックに負けた。駆逐された」のだとか。アメリカらしい話です。手描きのブルー・リッジのウェアが装飾ではなく日用品としてたわけです。そういう点にまた、ブルー・リッジのカップの値打ちを感じます。

　特に説明のいらないトリオだとは思います。この時代、それ以降でも、手描きの英陶を代表するポートメイリオン社以上に素朴でかつ輝く光沢。焼いた土台に直接彩色・絵付けを施し、その上に透明の釉薬を被せる。描いた顔料を守り、光沢を出す。
　ここの解説にも必ずこのUnderglazeという技法が出てきますし、ソーサーやプレートの裏にはこのトリオの場合筆記体で必ずUnderglazeと書かれます。Made in U.S.A.という誇らしげな印字とともに必ず。出品者はこの釉薬の使い方がさほど特別なものだったろうかと思っているんですが、当時の先進国・英国の技術をオイラもやってるぞというアピールであったのか。いずれにせよ、この光沢、テカリは美しいし、「特長」にも見えるのは確かです。

　ハンドペイントをもてはやすのは、英国以上でしょう。Web上の情報ページにはこの全製品のパターンがプレートの写真とともに全品網羅分類されています。こういう資料作りは英陶の「シェリー」がダントツですが、前作紹介というのは見たことがない。コレクターを鼓舞するが如き熱心さ。
　取り寄せ先には10数点がリストアップされ、プレート類も揃います。ディナープレートはやはり高価なので当方としてはやはり、サラダプレートを組みたい。順次ぼつぼつと取り寄せましょう。

　このトリオのサイズは次の通り。
　カップの高さ6cm、口径9cm。ソーサーとサイド（サラダ）プレートの直径はそれぞれ、15cm、21cm。新品からストックされた未使用品。

　長くなりますが初回だから詳しい窯の紹介を。少し端折ってあります。

★Blue Ridge Southern Pottery★
　ブルーリッジは、1930年代から1957年までサザンポッタリーズ社が製造していたアメリカの食器ブランドおよびシリーズです。当時は釉下装飾と色鮮やかな模様でよく知られていましたが、ブルーリッジの作品は現在、アンティーク食器のコレクターの間で人気のアイテムです。
　釉下技法により装飾はより耐久性があり、基本的な模様は一貫して再利用されましたが、各作品が手描きであるため、まったく同じものは2つとありません。

　ブルーリッジの食器は、1916 年頃にキャロライナ・クリンチフィールド・アンド・オハイオ鉄道の要請でテネシー州アーウィンに設立され、1920 年にサザンポッタリーズ・インコーポレイテッドとして認可された陶器工場にルーツがあります。
　1920 年代後半、チャールズ・フォアマンの指導の下、サザンポッタリーズは釉下装飾技法を導入し、その後 10 年間で「ブルーリッジ・ハンドペイント釉下」や同様のバリエーションの刻印を開始しました。
　ブルーリッジのフリースタイルの装飾は、ほとんどの競合他社が地味なデカール装飾の食器を使用していた中で、ブルーリッジを際立たせました。
　サザン・ポッタリーズは最終的に1,000人以上の従業員を雇用し、米国全土の主要市場に足場を築いたが、1950年代のプラスチック食器の台頭を克服することはできなかった。1980年代にさまざまなコレクター団体が台頭したことで、ブルーリッジは人気の収集品となった。

　カロライナ・クリンチフィールド・アンド・オハイオ鉄道は、1900年代初頭にテネシー州北東部の山岳地帯を通る鉄道路線を建設した。この路線沿いの産業を奨励するため、同社は現在アーウィンのオハイオ・アベニューとなっている場所の数エーカーの土地を数人の投資家に売却し、陶器工場を設立させた。隣接する丘陵地帯のカオリナイトと長石の鉱床により、アーウィンは陶器の製造に理想的な場所となり、陶器工場は1916年後半には操業を開始していたと思われる。
　工場には当初、7つの蜂の巣型窯（釉薬と装飾焼成用に4つ、ビスケット焼成用に3つ）があり、周囲には従業員用の住宅が約40軒並んでいた。
　アーウィン工場で最初に生産された食器は、金の縁取りとデカールで装飾された皿で、「クリンチフィールドポッタリーズ」という名前が刻印されていました。
　1920 年 4 月、この陶器工場は「サザン・ポッタリーズ・インコーポレイテッド」という名前で法人化されました。
　オハイオ州ミネルバに拠点を置くオーウェン・チャイナの仲間である EJ オーウェンがサザンポッタリーズの初代社長に任命されましたが、1922 年にこの会社はオーウェンの別の経営者であるチャールズフォアマンに買収されました。
　フォアマンは 1923 年にサザンポッタリーズを拡張し、数年のうちに石炭燃焼窯を新しい石油燃焼連続トンネル窯に置き換え、釉下絵付け技法を導入しました。地元の女性数十人がフリーハンド絵付けの工程の訓練を受けました。

　サザン・ポッタリーズは当初、食器に「サザン・ポッタリーズ」という名前を刻印していたが、1930年代にはアーウィンを囲む山々にちなんで、今では有名となった「ブルーリッジ」の刻印を使い始めた。ブルーリッジ食器の明るく透明な色彩と気取らないスタイルは、デカールで装飾された堅苦しいスタイルの食器よりもすぐに優位に立った。
　そして1938年までにサザン・ポッタリーズは完全に手描き作業に移行した。1940年には工場で300人の従業員が雇用され、シカゴのマーチャンダイズ・マートやニューヨークの5番街の店頭を含む全国のショールームで食器が販売されていた。
　ブルーリッジ食器は、シアーズやクエーカー・オーツの広告にも登場した。
　第二次世界大戦の勃発により輸入陶器の流入が止まり、米国の陶器工場は急増した需要に応えるため大幅に拡大した。1940年代後半までに、サザン・ポッタリーズは1,000人以上の労働者を雇用し、週に324,000個の手描き陶器を生産し、米国最大の手描き陶器工場となった。
　しかし、1950年代初頭に輸入が再開し、プラスチック食器の人気の高まりがサザン・ポッタリーズの利益に打撃を与え始めた。
　工場は当初、解雇を避けるために従業員の勤務時間を半分に減らしたが、1956年までに従業員数を600人にまで削減した。1957年1月、サザン・ポッタリーズの株主は工場を閉鎖し資産を清算することを決議した。
　工場は棺桶会社に売却され、その会社の鋳型は地域の陶芸家、特にキャッシュ家のクリンチフィールド・アートウェアや、アーウィン・ポッタリーとして運営されていたネガサ・ピーターソンに売却された。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。

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No.108.001.008

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