廃盤
5CD
ベートーヴェン:
交響曲全集
クレンペラー指揮
フィルハーモニア
1960年ウィーン芸術週間ライヴ!
Music&Arts レーベル盤
「第九についてもこれに匹敵する演奏はない」(ハインリッヒ・クラリーク)
「しかしなんという緊張と迫力。なんという剛健さ、なんという構造の明快さ、そして賛歌のごときエクスタシー」(エクスプレス紙)
と絶賛された伝説のツィクルスです。
クレンペラーはベートーヴェンの交響曲全曲をツィクルスで演奏することにこだわりがあり、
フィルハーモニアとも3回目のそして海外で初めての挙行となったのがこの1960年ウィーン芸術週間でありました。
この圧倒的大成功をおさめたこの演奏会を当時聴いていた外山雄三氏は
「指揮はクレンペラーですばらしかった。フィルハーモニアというのも我々がレコードで聴くのと全く同じ音ですよ。非常に艶がある。ツヤツヤしている。
あんな艶のあるオーケストラは聴いたことがない。それにアンサンブルが完璧です。
クレンペラーは非常に偉大な人格だから、かれの人間でもって非常にすばらしい演奏になるのです」(レコード芸術 昭和35年8月)と激賞されておりました。
実際今きいても異常な緊張感と迫力にあらためてクレンペラーの偉大さを思い知らされました。
現在では様々な復刻が登場し(いずれも歴代最高音質を謳っていますが)、
当M&Aレーベル盤はチェトラ以降の復刻の先鞭をつけたもので、現在の乱立のさきがけとなった名復刻です。一時は中古市場で驚異的な高値をつけていたものです。
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 op.21(1960年6月7日)
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』(1960年5月29日)
・交響曲第2番ニ長調 op.36(1960年5月29日)
・交響曲第7番イ長調 op.92(1960年6月2日)
・交響曲第4番変ロ長調 op.60(1960年5月31日)
・交響曲第8番ヘ長調 op.93(1960年6月4日)
・『エグモント』序曲 op.84(1960年5月31日)
・バレエ音楽『プロメテウスの創造物』序曲 op.43(1960年6月2日)
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』(1960年5月31日)
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』(1960年6月2日)
・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』(1960年6月7日)
・序曲『コリオラン』 op.62(1960年6月4日)
ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
ウルズラ・ベーゼ(アルト)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
フランツ・クラス(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:モノラル(ライヴ)
コンディション良好。
発送は、日本郵便クリックポスト(追跡可能)を予定しています。
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