★フリマ定額販売商品です。即決価格のため、入札 → 即落札となります。
ビニール袋未開封。転売品ではありません。版元からの定価での販売。
A5サイズ(縦21cm×横15cm)のプチ写真集(絶版にならないオンデマンド出版物)。
●まとめて取引をご利用の場合、全部で14冊まで可能です。落札者の評価が低い場合、まとめて取引を依頼できないことがあります。
●14冊を超えた時はクリックポストのみでの対応となります。その場合、分割しての発送になりますが、追加分の送料はサービスします。
●出品終了商品の再出品リクエストがある場合は、この商品の質問欄からご依頼下さい。この商品とリクエスト商品をまとめて取引ご希望の場合は、「落札する前」もしくは「まとめ取引ご依頼前」にご連絡下さい。
今よみがえる横浜市電の時代 西区 (32頁/定価1000円)
【内容】
かつて68年間に渡り、横浜市内を縦横無尽に走り回っていた「横浜市電」は、昭和47年(1972)3月31日限りで廃止となり、それからすでに半世紀近くの時が過ぎようとしている。
昭和38年(1963)から市電が全廃されるまで市内をくまなく歩き回り、最後まで市電と街の姿をカメラに収め続けた故・天野洋一氏。その同じ撮影ポイントへ武相鉄研OB会が出かけて行き、横浜の街の変貌ぶりを撮影。
新旧比較写真集の本書で、かつての懐かしい市電が走る情景をお楽しみ頂けると共に、現在の街の姿はカラーで比較したため、その激変ぶりにも驚かれることであろう。
当時の人々の暮らしさえも垣間見えて くる「天野作品」のカメラ・アングルの素晴らしさは、従来の「型にはまった鉄道写真」とは大きく異なるものであることも実感できる。
市電が走っていた市内中心部を「各区」ごとに分冊・編集してあり、分かりやすく見やすいのが大きな特徴でもある。
当時の市電写真と、同地点での「現在の写真」を各頁上下2段で組んであり、その時の流れを手軽に楽しめるようになっている。
さらに各区ごとの地図によって、各撮影地点も明示してあるため、読者自身がその場所に立ち当時を夢想し、その変貌ぶりを実感する手助けにもなるであろう。
それが、本書の第2の楽しみ方ともいえる。
巻末には、市電全路線・全電停マップも収録されている。
明治37年(1904)、現在の横浜駅東口(旧神奈川)から桜木町駅前(旧大江橋)までの路線で走り始めたのが、横浜市電の始まりである。以後路線は順調に延伸を続け、西区内は高島町から国道1号線上を保土ヶ谷駅前へと向かう4系統、野毛山を越える3系統、平沼橋を越え横浜駅西口側へ向かう5系統、旧東海道に沿って浅間町車庫から洪福寺・浜松町を経る9系統、久保山を越える7系統などの路線が完成していった。昭和43年(1968)からは毎年のように西区から市電が消えていき、昭和46年(1971)の3系統廃止により、西区内からは完全に市電の姿はなくなってしまった。保土ヶ谷区内には西久保町~保土ヶ谷橋までの間に、僅か3つの電停しか設置されていなかったが、これらも昭和45年(1970)には廃止されている。
*本書は2000年9月発行の「懐かしの横浜市電」を、区ごとに分冊化したものです。
*比較写真の「現在のカラー写真」は、2000年当時に撮影されたものであることを、予めご了承願います