
【真作保証】 狩野伊川院栄信 三幅対 『寿老人山水図』 二重箱 年鑑参考価格140万円
狩野伊川院栄信は、江戸後期の画家で、近世狩野派の名手です。本作では、水墨の濃淡や空間性をはじめ、あらゆる所にその名手ぶりが発揮されています。特に、水面の流れを表現するのに、髪の毛ほどの太さの線で流麗に描いている様からは、その技術力の高さが伺えます。ぜひ手に取ってご覧いただきたい名品です。本作は、二重箱が付属していますが、内箱は、ボロボロになっています。本作は、表装も美しい状態を保っており、巻きぐせやわずかなシミなどが見られるものの、経年を考えれば、目立った傷や汚れのほとんどない総じて状態の良いものと言えるかと思います。表装は、内箱の状態から考えると、後年に再表装したものと思われます。
【状態】
巻きぐせやわずかなシミなどが見られるものの、経年を考えれば、目立った傷や汚れのほとんどない総じて状態の良いものと言えるかと思います。(見落としなどあるかもしれませんので、写真をよく確認しご納得の上、入札ください。)
【サイズ】
軸寸:縱×横 約179.5x43 cm
画面寸:縱×横 約89x 31 cm
【美術年鑑参考価格】
美術年鑑には,140万円と掲載されていますが,幅45cmを基準として算出されています。本作は,一幅あたり68%のサイズとなっています。三幅ですので、どのぐらいの価値になるか、ご想像ください。
※出品物についての箱の有無、及び額縁・表装に関しましてはあくまでも作品の付帯品とお考えください。箱のコンディションや額・表装のコンディション等によるクレームは一切お受け出来ませんので予めご了承ください。
※商品受け取り後すぐに,受け取りボタンを押してくださる方のみ,入札をお願いします。
【作者について】
狩野伊川院栄信(1775-1828)
江戸後期の画家。養川院惟信の子。名は栄信、号は玄賞斎。絵を父に学び、その父に「吾及ばず」と言わしめた。近世狩野派の名手。水墨に金泥を施す技法に特色を発揮する。また茶道を能くし松平不味の恩顧を受ける。文化13年法印に叙せられ伊川院と称した。54才。
狩野 栄信(かのう ながのぶ、安永4年8月30日(1775年9月24日) - 文政11年7月4日(1828年8月14日)は江戸時代後期の絵師で、木挽町家狩野派(江戸狩野)8代目の絵師である。幼名は英二郎。号は法眼時代は伊川、法印叙任後は伊川院、玄賞斎。院号と合わせて伊川院栄信と表記されることも多い。父は狩野惟信。子に木挽町を継いだ長男狩野養信、朝岡氏に養子入りし『古画備考』を著した次男朝岡興禎、浜町狩野家を継いだ五男狩野董川中信、宗家の中橋狩野家に入りフェノロサと親交のあった六男狩野永悳立信がいる。
略伝
狩野養川院惟信の子として江戸に生まれる。天明5年(1785年)11歳で奥絵師として勤め始め、享和2年(1802年)に法眼に叙す。文化5年(1808年)父惟信が死ぬと家督を継ぐ。同年、朝鮮通信使への贈答用屏風絵制作の棟梁となり、自身も2双制作する。文化13年(1816年)に法印となる。茶道を能くし、松平不昧の恩顧を受けたといわれる。息子養信の『公用日記』では、能鑑賞会などの公務をしばしばサボって息子に押し付ける、調子のよい一面が記されている。
こうした一方で画才には恵まれたらしく、現存する作品は秀作・力作が多い。中国名画の場面を幾つか組み合わせて一画面を構成し、新画題を作る手法を確立、清代絵画に学んで遠近法をも取り入れて爽快で奥行きある画面空間を作るのに成功している。更に家祖狩野尚信風の瀟洒な水墨画の再興や、長崎派や南蘋派の影響を思わせる極彩色の着色画、大和絵の細密濃彩の画法の積極的な摂取など、次代養信によって展開される要素をすべて準備したと言える。
弟子に菊田伊洲、菊田伊徳など。
【オークションの取り消しについて】
終了予定時間前に仕入価格を大きく下回っている価格の場合はオークションを取り消す場合があります。できるだけ早めに取消すことを心掛けていますが、自動延長してから取消すこともあります。
【発送方法について】
発送は、佐川急便の着払いを予定していますが、諸事情により、変更する場合があります。あらかじめ、ご承知ください。なお、発送までの日数を商品代金支払い手続き後、3〜7日としていますが、可能な限り早く発送させていただきます。
【真作保証について】
・出品商品は間違いなく真作であることを保証致します。
・商品タイトルや商品説明に、【真作】・【真作保証】と明記ある作品が、万一、作家本人、公定鑑定人、あるいは公定鑑定機関で、贋作という判断がなされた場合は、落札日より60日以内に、返品・返金の請求連絡の上、出品作品についての所見を記した署名・捺印・日付のある鑑定書類と共に、出品作品を返品してください。(但し、絵画収集家・専門家・美術館・学芸員・画廊・美術商・第三者・自称目利き・所定鑑定人となっていない作家親族などによる判断は、正式な鑑定とは認められません。) 贋作であった場合、返金の請求をできるのは落札者本人であり完全な所有権を有しており、かつ商品を私共が出品していた当時の状態そのもので引き渡す事ができる場合のみとします。鑑定書実物と返品頂いた作品の状態を確認致しました後に、落札代金からシステム利用料差し引いてご返金させて頂きます。但し、システム利用料を差し引いた購入代金の払い戻しをする以外に一切の義務はなく、損害賠償・利息・送料・鑑定料・損害金・その他の費用の支払いは一切致しません。(鑑定を行う場合は、落札後の当方からの商品発送から5日間の間に鑑定する旨をご連絡ください。5日間の間にご連絡の無い場合は保証対象外となります。)
・ご入札された場合は、真作保証についてや注意事項等などを全て同意されたものと致します。『真作保証について』の説明に納得ができない方は、後々私との見解の相違によるトラブルの原因に繋がりますので、ご入札はご遠慮下さい。