1982年生まれ、米国はカリフォルニア州オークランド出身の新進気鋭ジャズトランペッター、ダンローゼンブームの2023年発のソロ名義としては通算9作目。ローゼンブームって名前はごもう存知、米国現代音楽系バイオフィードバック電子音楽方面の大家、デイヴィッドローゼンブームのご子息だったという次第。この人の名前を一躍、現代の米国ジャズシーン最前線へと浮上させ、さらに現代の最先鋭のジャズロックシーンにもインパクトを放った2020年発のこの人の最高傑作ともいえるAbsurd in the Anthropoceneの衝撃からさらに数年後の本作ということで、こちらの内容もちょっと普通で無いジャズセンスと、古今東西ジャズロック著名作群との比較でこそ独創的な立ち位置を発見できたりする面白さはやっぱり格別。編成はダンローゼンブーム(トランペット)を中心に、ヴィニーゴリアの近年の録音に重用されることでも知られる若手のテクニシャン、ギャヴィンテンプルトン(サックス)、まだまだ無名の若手ながらテリーボッジオに酷似するタイム感で炸裂するプログレ筋なら大注目のドラマー、ダミオンレイド(ドラムス)、ご自身のリーダー作ではプログレ系変拍子を用いたジャズロックセンスを散発させているジョンエスクリート(ピアノ、キーボード)、ビリーモーラー(ベース)による布陣。この編成からも解るように名前の知られたベテランの参加は完全に無く、いわばダンローゼンブームと同世代で同じような境遇でこれから現代ジャズの最前線に躍り出ようとしている腕利きの演奏者が集結したともいうべき人選。なので、テクニック的にはもう普通では無いレベルなのは当然で、特にフリージャズもモードジャズも二刀流のジョンエスクリートのピアノとジャズロック枠をも射程に入れたまんまにカッティングエッジに現代のリズムへと変容させるダミオンレイドのドラムスによるインタープレイに於ける閃きはこのアンサンブルを普通で無い蠢きのようなものに変遷させているその原動力。特に20分近い大作の1曲目からしてこれは顕著で、ニュークリアスのようなイントロダクションから突如現代のヒップホップジャズの向こうを張ったブレイクビーツを人間がやってみたって、これちょっとヤバイんじゃね?ってもう笑うしかないほどで、アアクセントが微妙に変なとこにくっ付いて、いつのまにか偶数拍が船酔い異世界へと突入し、後半では凄まじい炸裂感で爆発。他も得てしてリズムをトリッキーに攻めまくるジャズロック路線で固められていて、ダンローゼンブーム作品としては上記のAbsurd in the Anthropoceneにも匹敵する超絶感。必聴!!! DAN ROSENBOOM-polarity(orenda)
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