これはスゴイ内容。1952年生まれ、米国はロサンゼルス出身のコントラバス奏者で、活動初期の70年代から現在まで、主にアヴァンギャルドジャズシーンを主戦場に数多くの著名奏者とのセッションや録音を残してきた米国アヴァンギャルドジャズシーンでは屈指のコントラバス奏者として君臨するマークドレッサー。経歴としては、70年代のジャズカルチャー評論家として有名な、かのスタンリークラウチが文筆だけには飽き足らずにジャズを実践するために自らがジャズドラマーとなって結成したという、ブラックミュージックインフィニティーに正式メンバーとして参加していた一人がこのマークドレッサーだったということで、残念ながらこのジャズコンボの音源は今まで正式には音盤化されていないので、半ば伝説的な存在としてマニア筋には知られるところ。その後は活動拠点をニューヨークのジャズシーンへ移してからはアンソニーブラックストンに大抜擢されて、マリリンクリスペル、ジェリーヘミングウェイとともにアンソニーブラックストンカルテットの正式メンバーとして定着。因みにこのカルテットの初代ベーシストはデイブオランドだったという事を考えれば、いかにブラックストンがドレッサーの異能性を見抜いていたのかともうべきその証左。90年代にはマークフェルドマン(ヴァイオリン)、ハンクロバーツ(チェロ)、マークドレッサー(コントラバス)の3人で、Arcadoというストリングストリオアンサンブルが結成され、これはジャズに於ける室内楽の可能性を追求するというコンセプトが基軸となっていて、謂わばプログレッシブロックに於けるチェンバープログレにも見事に呼応する非常に面白い音楽性だったわけで、ここでの経験値が本作へもフィードバックされているという意味ではマークドレッサーにとってもその個性的な音楽ヴィジョンの源泉だったというのが良く理解できるという次第。で、本作という事で、こちらはマークドレッサーの単独名義作としては通算6作目のアルバムで、リリースはなんとポルトガル拠点の新興アヴァンギャルドフリーインプロ系レーベルとしては現在最も注目を集める、Cleen Feedから2005年にリリースされていた1枚。内容は、冒頭の特殊奏法による弓でバッチンバッチン叩きながらのピチカートと指弾きが同時に鳴っちゃってて、しかもこれ微分音をコントロールしながらの超変態技アプローチってこれ一体どうやって弾いてるの?ってなインパクトに唖然。続いてイアンクドミトゥレスクやオラティウラドゥレスク、或いはステファーノスコダニッビオを彷彿とさせるアルコ弾きによるドアの軋み音みたいなアクースティックノイジーな掠れ重低音とか、さらにビヨ~ンビヨ~ンってなマウスハープみたいな音をコントラバスで捻りだすトラック、1つのコントラバスから3本以上のコントラバスが鳴り響くトラックまで、まったくもって狂っているとしか言いようの無い異次元感。まあ、こんなのを聴かされた日には流石のアンソニーブラックストンも肝をつぶしてオランドの後釜即決ってな経緯だったのであろう事は推して知るべし。必聴!!! MARK DRESSER-unveil(cleen feed)
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