*微細な顔料の粒子-ファルブミッテル (Farbmittel) で モノクローム絵画を制作する イングリット・ヴェーバーの作品 『Untitled(cadmium-brown)』 です。 2001年制作 直筆サイン入り 1点もの 【真作保証】 です。 万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
キャンバスに微細な顔料の粒子で制作され、額装されていない、とても繊細な作品です。
作品が輸送過程で傷まないよう、画像のように固定した状態で発送します。
送料無料(ゆうパック)でお届けします。
・作品名:Untitled(cadmium-brown)』
・技法:oil and pigment on canvas 油彩・顔料・キャンバス
・イメージサイズ:約
27cm×約
26cm×約
4cm
・梱包箱サイズ:約41cm× 約31cm×約7cm
・サイン:キャンバスの裏側に直筆のサインがあります。
・限定数:1点ものです。
・制作年:2001年
※作品の裏側に直筆サインと制作年の記載があります。
※作品コンディション:概ね良好ですが、側面のキャンバスや木枠に制作時の顔料が付いています。
箱に イングリット・ヴェーバーの個展を開催した タグチファインアートのシールが貼ってあります。
画像でご確認下さい。
1961年ドイツ、オーバーマウバッハ生まれ。1991年にデュッセルドルフ美術アカデミーで ヤン・ディベッツによりマイスター・シューラーを取得。2000年にはエルンスト・ポンスゲン協会から奨学金を受け、1年間ニューヨークに滞在。現在はデュッセルドルフを拠点に活動しています。
微細な顔料の粒子-ファルブミッテル (Farbmittel)
ドイツ語でファルブは「色彩」を、ミッテルは「物質・材料」を意味します。したがって、ファルブミッテルとは「色の物質、材料」ということになります。具体的には、ヴェーバーが制作に際して使用している「微細な顔料の粒子」のことです。絵画においては一般的に、この「顔料」と、それをキャンバスに定着させるためのニカワやアラビアゴム等の「練り剤」が、色彩表現を実現するための重要な要素となっています。
ヴェーバーは一貫して、単色かあるいは極めて限られた数の色彩で画面を構成する
モノクローム絵画を制作しています。彼女が展覧会に際して、この「ファルブミッテル」という言葉をタイトルとして選んでいるのは、それが彼女の制作しているモノクローム絵画を端的に示す言葉であり、彼女の絵画における探求がそれを通してなされているからです。
2004年7月には目黒区美術館での展覧会「色の博物誌・黄-地の力&空の力」に出品し、また10月9日から11月28日まで府中市美術館において公開制作を行うなど、彼女の仕事は日本でも徐々に注目されるようになってきました。今回のタグチファインアートにおける展示は、2002年9月の個展に続く日本での2度目の個展となります。カドミウム・イエローを主体にした作品とカドミウム・ブラウンを主体にした作品を展示します。