7CD
廃盤
ワルター・コンダクツ・マーラー
コロンビア~SONY録音コレクション
マーラー:
・交響曲第1番 『巨人』(ステレオ&モノラルの2種)
・交響曲第2番ハ短調『復活』
・交響曲第4番ト長調
・交響曲第5番嬰ハ短調
・交響曲第9番ニ長調
・『大地の歌』
・歌曲集『さすらう若人の歌』
・『若き日の歌』
コロンビア交響楽団
ニューヨーク・フィルハーモニック
ブルーノ・ワルター(指揮)
マーラーと親密だった弟子として、早くから作品紹介に務めたワルターのマーラー演奏には特別な説得力があります。
米COLUMBIAによる一連のマーラー録音は、そうした長年に渡るワルターのマーラーへの貢献の成果を、状態の良いサウンドで鑑賞することができる条件の整ったものです。
すべてセッション録音ということもあって、最も古い交響曲第4番も聴きやすい音ですし、ステレオで収録された交響曲第1番と第2番、第9番、大地の歌、さすらう若人の歌については、当時としては申し分の無い水準にあると言えます。
演奏も高水準。特に『巨人』は完璧な造型に豊潤な情感を盛り込んだ稀代の名演として知られ、同じレーベルに所属していたバーンスタインが、この演奏を聴いた感激から自身の録音計画を放棄したエピソードはあまりにも有名。
米COLUMBIAステレオ録音の第1号となった『復活』では、当時82歳とは信じ難い気迫あふれる表現が聴きものですし、ミラーとヘフリガーを起用した『大地の歌』では、ワルター晩年ならではの包容力のある演奏を聴かせてくれるのが印象的。
一方、1954年にニューヨーク・フィルと録音した『巨人』は、コロンビア響盤と較べてテンポも速く、ドラマティックな仕上がりになっているのがモノラルながら切れ味の良い音質でよくわかります。
なお、このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。(HMV)
グスタフ・マーラー:
Disc1~2
・交響曲第1番ニ長調『巨人』
コロンビア交響楽団
録音時期:1961年
録音方式:ステレオ(セッション)
・交響曲第2番ハ短調『復活』
エミリア・クンダリ(S)
モーリーン・フォーレスター(A)
ウェストミンスター合唱団
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1957&58年
録音方式:ステレオ(セッション)
・歌曲集『さすらう若人の歌』
ミルドレッド・ミラー(Ms)
コロンビア交響楽団
録音時期:1960年
録音方式:ステレオ(セッション)
Disc3~4
・交響曲第4番ト長調
デジ・ハルバン(S)
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1945年
録音方式:モノラル(セッション)
・交響曲第9番ニ長調
コロンビア交響楽団
録音時期:1961年
録音方式:ステレオ(セッション)
Disc5
・交響曲第5番嬰ハ短調
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1947年
録音方式:モノラル(セッション)
Disc6
・『大地の歌』
ミルドレッド・ミラー(Ms)
エルンスト・ヘフリガー(T)
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1960年
録音方式:ステレオ(セッション)
Disc7
・交響曲第1番ニ長調『巨人』
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1954年
録音方式:モノラル(セッション)
・『若き日の歌』~思い出
・『若き日の歌』~別離と忌避
・『若き日の歌』~再び相まみえずに
・『若き日の歌』~私は緑の森を楽しく歩いた
・『若き日の歌』~夏に小鳥はかわり
・『若き日の歌』~ハンスとグレーテ
・『若き日の歌』~春の朝(たくましい想像力)
デジ・ハルバン(S)
ニューヨーク・フィルハーモニック
録音時期:1947年
録音方式:モノラル(セッション)
ブルーノ・ワルター(指揮)
コンディション良好。
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土曜、日曜日は発送作業ができませんこと、ご了承ください。