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SONY　LOW-NOISE C-30 【1972年1代限りのファーストモデル】ノーマルポジション紙ジャケットモデル30分カセットテープ当時の化粧箱付き1ダース（12本）Setです。

ソニー・カセットテープ・マニアックス発売記念出品

【☆★博物館直行級の当時の化粧箱付極上美品★☆】

第3弾大出血おっちゃん鼻血ブーもんで大出血し過ぎて貧血で倒れてる上に、おっちゃん大損こいて頭痛が酷い日々が続いてる元SONYマニアの記念出品！

大事なコレクションが安値で落札されるのは身を裂かれるような気分だけど、コレが本当の大出血大サービスしゃーないですね？

※化粧箱はくたびれておりますが、中身のテープは当時の破れ易い弱いシュリンク包装ですが破れ、切れ、裂け、ピンホール皆無の博物館直行級の極上美品ですが見解は人それぞれですのでお写真参考にご検討宜しくお願い致します。

※※配送は神奈川県よりヤマト運輸60サイズにて発送です。
送料の参考迄に‥。

1972年国産カセットテープの礎とも言うべき年にSONYより『LOW-NOISE（ローノイズ）』シリーズが発売される。SONYのフラッグシップモデルである『HF（Hi-Fi）』通称『ハイ-ファイ』シリーズはLH（ローノイズ・ハイアウトプット）タイプの製品として開発市場投入されたSONYの高級カセットテープで、LOW-NOISEはSONYノーマルポジションカセットテープのスタンダードモデルとして開発市場投入された製品である。
1972年発売時にはプラスチックケースのモデルと紙ジャケットケース（紙ケース）モデルが用意されており、当時の定価でC-30の紙ジャケットモデルが250円に対してプラケースモデルは300円と50円高く設定されており、他のタイムテーブルのモデルも同様にプラケースモデルは50円割高に設定されていた。

因みにLOW-NOISEのプラケースC-60は400円、C-90は650円、C-120は900円であるが、フラッグシップモデル『HF』はC-60、90、120、それぞれ700円、1100円、1400円であった。今現在、流通しているノーマルポジションテープの定価や当時のコカ・コーラの販売価格が50円〜60円を考慮するとカセットテープは高級なものだったんだなぁ～と改めて思いかえされる。

LOW-NOISEシリーズは発売翌年の1973年には『CBS』ブランド（現在のソニーミュージックエンターテイメントの礎的レコード会社）でOEM製品として発売され、更に翌年1974年にはSONYとは密接な関わりのある『AIWA（アイワ）』ブランドのOEM製品としても発売されておりSONYノーマルポジションカセットテープの元祖スタンダードモデルと言うべきモデルである。

1978年SONYのノーマルポジション市場販売にてSONYのお家芸とも呼べるイメージ戦略を駆使しスリーグレード販売戦略を開始する。ローコストモデル『CHF』スタンダードモデル『BHF』ハイエンドフラッグシップモデル『AHF』とかってのSONYのノーマルポジションモデル『Hi-Fi』の名を巧みに利用、ABC順にグレード展開した秀逸な発売戦略は市場のニーズにマッチし大ヒットを飛ばす事となる。

これにより、およそ6年間程続いたスタンダードセラーとなったLOW-NOISEシリーズモデルはピリオドを打つ事となった。

昭和の時代ではスタンダードだった1ダース（12個）単位は令和の現在ではあまり見かけなくなりダースはロット単位としての名残りを残すのみなイメージがあるが、出品させて頂きましたカセットテープは化粧箱に12個入りとダース単位全盛期を匂わす懐かしき一品で、今となっては貴重なモノだと感じるのは年寄りの証である。

上記の通りのコンディションです。1972年発売開始と半世紀前の骨董品のようなカセットテープです。ノークレーム、ノーリターンお約束出来る方のみご入札宜しくお願い致します。