現在、世界的にOLD MTBの価値が高騰しておりますが、その中でも本機は「ドロップハンドルMTB」というジャンルを確立した、歴史上最も重要な1台と言っても過言ではありません。
OLD MTBがブームとなって久しいですが、BRIDGESTONE「MB-1」は、残存数が少なく、特に人気が高いモデルです。
中でも、この1987年モデルは、ドロップハンドルが採用された極めて特徴的な車両で、グラベルの原点とも言われており、とくに北米を中心とした海外で極めて評価が高く、市場における希少性から、「ユニコーン(Unicorn)」「聖杯(Holy Grail)」などと呼ばれています。
最大の理由は、伝説的な自転車設計者であるグラント・ピーターセン(Grant Petersen)の、BRIDGESTONE USAにおける最初の設計車両であるためです。
その後、グラントは、「XO-1」を経て、現リヴェンデル(Rivendell)へと至りますが、その系譜の源流にある、いわゆる御神体となります。
グラントの哲学の根本は、反レース志向で、ユーザーが自由に旅を楽しめる上質かつ丈夫な機材というものであり、現在のグラベル文化にも多大な影響を与えていると思われますが、その原点となる記念碑的なモデルです。
高価すぎるアルチザン系ブランドでも、すぐに壊れる極限のレース用機材でもない、一般大衆が長く自転車を楽しむことを目指した、実力派メーカーのすばらしい自転車だと思います。
パーツは、SUNTOUR XCを中心とした、実践的な構成となっています。
こちらの車両は、極めてオリジナル度が高く、コンディションも極上と言ってよいと思います。
当時のカタログによると限定300台で、53cm(Lサイズ)という大きめのフレームはとても希少で、ヘッドチューブがしっかりとあるホリゾンタルで、ジオメトリーがかっこいいです。
ここまでの車両は、米国でも珍しいと思います。
当時のカタログのコピーを同梱します。
以上、価値のわかる方にお譲りしたいと思っております。
発送は、佐川の着払いを予定しています。
■サイズスペック
シートチューブ(c-t)53cm
トップチューブ(c-c)57cm
ホイールベース 106cm
スタンドオーバーハイト 79.5cm
シートチューブ角:73°
ヘッドチューブ角:71°
チェーンステー:46.86cm
エンド幅:100mm/126mm
■パーツ構成(ほぼ当時のオリジナル)
・ヘッドセット:タンゲ G-MASTER ニードルベアリング
・リム:アラヤRM-20 ハードアノダイズド 36H
・ハブ:サンツアー CYCLONE
・タイヤ:WTB 26×2.1
・ディレイラー:(F) サンツアー XC (R) サンツアー XC9000
・クランク: サカエFX
・ブレーキ: ダイアコンペ DC-982
・ブレーキレバー:ROYAL COMPE
・ステム/ハンドル:日東ダートドロップ
・シフター:サンツアー バーコン
・シートポスト:サカエ ラプラード
・シートクイック:サンツアー
■特徴
・フレーム
ヘッド角71°、シート角73°、短いリアセンターで、反応の良い設計。
短めのトップチューブ(57cm)に細く大きく曲げられたフォーク(フォークレイク5.48cm)。
ロード寄りのジオメトリー&ロード用パーツアッセンブルで、MTBというよりも現代のグラベルバイク的用途に。
タンゲプレステージパイプにイタリアンカットラグ。
ボトルホルダーはダウンチューブに2連。
・ハンドルバー
ダートドロップバーは日東製の専用モデルで、当時はまだエンド部分に型番の刻印はないが、後にRM-013として復刻されたオリジナルモデル。
バーテープ下に熱処理(ヒートトリーテッド)のステッカー、クランプ部分の刻印は旧NITTOロゴあり。
・ブレーキ
ダイアコンペのカンチで最も人気があると言っても過言ではないDC982で、ブレーキシューは古いマジソン(KOOLSTOP製)。