旧東ドイツ製 VEB RFT フルレンジ L 2153 PBK KlangFilm系超重量ユニットペア
いつか組み付けようと衝動買いしたものですが増えすぎてまだそのままになっておりますので状態が良いうちに処分致します。
出品前に音確認致しましたが非常に良い音ですのでお探しの方宜しくお願い致します。
【前出品者の説明参考まで】
ジャーマン・ビンテージの老舗、VEB Funkwerk Leipzig 社の 8inch フルレンジ L 2153 PBK。L 2153シリーズのL 2153PBから発展したユニット(サブ・コーンの改良により高域の改善がなされています。)で、初期のNT系マグネットから始まり、筒形アルニコ・マグネットの時代を経て、フェライト・マグネットの時代まで、長い間生産が続けられた、VEB社を代表する8inch フルレンジです。
出品のL 2153 PBKは後期のタイプで、実に巨大なフェライト・マグネットを背負っており、樹脂製のフレームにもかかわらず1本1.6kgもある重量系のユニットです。
ダンパーは布のコルゲーションタイプですが、ラベルにまだRFTに関わる表記がありませんので、1950年代初めの製品と思われます。
まだまだモノラルが幅をきかせていた時代ですが、特性のそろったPairでの出品になります。
強力なマグネットにフィックスド・エッジ、そしてそれを支える強固な肉厚の樹脂製フレーム。
この外観からも想像できますように、ジャーマン・ビンテージの民生用8inchフルレンジによく見受けられる、軽い振動系に軽量マグネットのユニットの音楽とは、かなり性格が異なっています。
音質的には、基本的な音の作りが、Klangfilm系のジャーマン・ビンテージらしい、低域をベースとした、重厚感のあるピラミッドになっています。
ベルリン・フィルやバイエルン響といった、伝統的なドイツ・オーケストラの音楽世界です。
また、暖かく包み込むような豊かな響きは、ゆったりとした再生音楽の鑑賞時間に聴き手を導いてくれます。
なお、改良されたサブ・コーンにより、高域もバランスよく伸びています。
したがいまして、8インチフルレンジ1本で、メインのシステムとして、幅広い音楽ジャンルに十分対応できるように思います。
軽量系ユニットとはまた趣の異なった、いわゆる玄人好みのフルレンジだと思います。
使い方としては、後面開放でゆったりと鳴らしてやるのもよいですが、このユニットの実力を十分に発揮させるには、中型の少し重量のある密閉箱に納め、背圧をしっかりと掛けて、低域を引き出してやると、一層スケールの大きな再生音楽を聴くことができます。(密閉でも十分な低域が得られますので、バスレフは不要だと思います。)
ラウンド
■付属品: 止ネジ8個(写真取り忘れましたが)
●注意事項 :あくまでも中古のビンテージ品ですので写真で納得の上 慎重にノークレームノーリターンご了承頂ける方のみご入札くださいませ。
●禁煙、ペット無しの環境で保管しておりました。
●当方は素人ですので専門的な音の質問にはお答えできませんので宜しくお願い致します。
【重要】
●※速やかにご連絡、24時間以内にご入金難しい方や 到着日に【受取連絡】クリックできない方はご入札ご遠慮ください。
◆◆◆発送について◆◆◆
ゆうパック(おてがる版) 100サイズ
●ご入金確認の当日~翌日に発送します。
●配達時間指定指定が必要な場合は、最初の連絡時にお伝え下さい。
後から通知されましても間に合いませんので宜しくお願い致します。
●【梱包方法について】それぞれプチプチ巻いて、ダンボール内の隙間は紙等で隙間無し状態の上、梱包。
(樹脂製フレームのユニットの取り付けに際しては、少し大き目の座金を必ず使用し、締め過ぎないように注意してください。)