
今回出品しますウクレレは、ハワイ3大メーカーで、非常に人気のあるコアロハのコンサートウクレレになります。
2014年に新品で購入し、約5分ぐらいの試奏だけして、コレクションとして大切に保管してきた、新品同様のコアロハのコンサートウクレレになります。
型番は、KCM 00 という型番です。
艶のあるグロス塗装のハワイアンコア総単板のコンサートウクレレになります。
しかも、私的にはコアロハウクレレ史上最高傑作とも呼べるぐらい、今だにとても人気のあるモデルのコンサートウクレレです。
現行で販売されているKCM 00は指板、ブリッジがハワイアンコアからエボニーに変更されていたり、指板のエンド部分が王冠型になってなかったり、パーツのほとんどがハワイアンコア尽くしのウクレレがコアロハの良さだったのに、なんかコアロハらしさが無くなったな、ととても残念な思いをしてます。
その為、このモデルは本当にコアロハらしい、ボディー、指板、ブリッジまで、ほとんどのパーツが超高級木材ハワイアンコアで作られ、また細部までこだわったウクレレだから、今だに人気があり、新品よりこのモデルが欲しいと、中古品を探す人がいるぐらいなんです。
この人気モデルは、2011年から2016年途中までしか作られなかった、とても貴重なKCM 00なんです。
ボディ、指板、ブリッジ、全てがハワイアンコアを使っているのって本当に凄いんです。
今ならいくらの金額になるのか、わからないぐらい超高価な、凄いスペックです。
ちなみに、このウクレレは、2014年製です。
しかも、人気のコンサートウクレレで、艶のあるグロス塗装で、KCM00という、非常に当時から人気のあったモデルです。
トップサイドバックは、もちろんハワイアンコアの単板を採用。
カーリーもしっかり入っていて、素晴らしいハワイアンコアを使っています。
今やこのようなカーリーハワイアンコアは、現地のハワイで、そして日本でも高騰しています。
とにかく、カーリーハワイアンコアが皆さん欲しいけど、とにかく物が無く、あっても物凄く高いんです。
原因は現地ハワイで、ハワイアンコアが伐採禁止の為、新品のハワイアンコアの流通が本場のハワイでも滞りっていて、なかなか手に入らない状況なんです。
特に今回出品しているような、カーリーの入ったハワイアンコアは、なかなか手に入らない状況です。
これは、ハワイにハワイアンコアを買い付けに行った、友人のレジェンドと言われるぐらい人気のある個人ウクレレビルダーの方に聞いた話です。
とにかく、せっかくハワイにハワイアンコアを買いに行ったのに、良いハワイアンコアが手に入らないと、嘆いてました。
ですんで、今回出品しているカーリーハワイアンコア単板のウクレレは非常に貴重なんです。
まさに、コアロハの素晴らしいカーリーの入ったハワイアンコア総単板のコンサートウクレレですね。
しかもさらに凄いのは、このネックは1ピースネックなんです。
1ピースのマホガニーのネックなんです。
本当に凄いですよね。
1ピースネックとは、一本の角材を使い、ボディとのジョイント部分、演奏する部分が全てが、一本の角材から作られているのを、1ピースネックと呼びます。
1ピースネックの良さは、ネックの強度が強くなります。
一つの木材で作るので、接着剤も使う必要もなく、強度を邪魔するものは、一切無いんです。
だから、1ピースネックは、一番の理想的なネックなんです。
1ピースネックでつくるのは大変で、ボディとジョイントする部分は厚くし、演奏するネック部分は薄くする必要があるので、カンナでかなりの部分を削り、捨てるという、非常に贅沢な作り方になります。
だいたい角材の半分は無駄になってしまう、非常にコストのかかる作り方のネックが1ピースネックなんです。
貴重なマホガニー材の半分ぐらい無駄になってしまう贅沢なネックなのが、1ピースネックなんです。
楽器を作ることに、一切の妥協をしない表れが、ここを見れば、すぐにわかります。
じゃあ、みんな1ピースネックにすればいいのでは、と思いますがそんなに簡単では、ないんです。
なぜなら、1ピースネックでは、たくさん木材を削り、無駄になってしまう部分が使えなく部分が多すぎるため、コストがかかりすぎるので、1ピースネックは普通はやりません。
現在販売されているウクレレのほとんどは、ネックは2ピースで作るのが一般的です。
2ピースとは、ボディとジョイントする厚い木材部分と、演奏する薄い木材部分をくっ付けてつくるのが、2ピースネックです。
この2ピースネックですと、ほとんど木材を削って捨てる部分が少ないので、コスト削減になります。
ジョイント部分は太い木材、演奏する部分では細い木材が必要になり、厚みに合わせた木材を、接着剤で2つの木材でくっ付けてしまうんですよね。
そうすると、削る部分がかなり少なくて済むので、コストカットになるんです。
だから、普通のウクレレは2ピースネックがほとんどなんです。
2ピースネックは、悪くはないですが、やはり1ピースネックよりも若干の強度が落ちます。
ボンドでくっつけてますので。
そんな貴重なマホガニー材で、1ピースで作っているのが、このコアロハの製作した、コンサートウクレレです。
ネックも、文句無しです。
また、ネックの太さも、薄すぎず、また太すぎず、丁度よい太さで、非常に弾きやすく作られてます。
私の私見ですが、これなら、初心者の方も弾きやすいですし、ウクレレ歴の長い方でも、グリップしやすい太さだな、とこの絶妙なネックの太さにも感動しました。
弾き手のことを良く考えてくれて作ってくれてるんだなー、さすがはコアロハだな、と本当に感心します。
指板も大変高価なハワイアンコアで作られていて、なんとも贅沢な指板。
この頃からカマカやカニレア、日本のメーカーも指板はほぼローズウッドだったんで、ハワイアンコア指板を採用することが、いかに凄い事かお分りになるかと思います。
また、写真掲載しましたが、指板のエンド部分は、クラウンカット、いわゆる王冠型にカットされまさにコアロハ、という細部にまでこだわるコアロハだな、と感心する部分です。
ちなみに現行モデルはクラウンカットではありません。残念です。
そして、最大の人気があった部分が、このクールでカッコイイ、ブリッジが大変人気を集めたんです。
普通はブリッジはローズウッドが主流の中で、コアロハは大変高価な木材のハワイアンコアで作られてます。これも人気がありました。
そして最大の人気、魅力の部分がブリッジに掘られた、koalohaという文字があります。
このレーザーカットされ、koalohaという文字をブリッジにレーザーで掘り、見た目がカッコ良く大変人気を博しました。
ちなみにこれも、現行モデルはやってません。
しかし、こんな手の込んだことをするメーカーは、コアロハぐらしかないですね。
素晴らしいです。
しかも、さらに考え抜いていて、弦を留める部分にカーボンをブリッジにくっ付けて弦がブリッジに食い込むのを防いでいるんです。
見た目だけではなく、食い込みを防ぐため、ブリッジにカーボンをくっ付ける、こんな誰も気が付かないところまでこだわり抜いたのが、2011年から2016までの5年間だけしか作られなかった、コアロハコンサートウクレレ KCM00 なんです。
実は、2011年から2016年の約5年間だけ作られたコアロハは、個人的にはコアロハ史上最高のウクレレだったと思ってます。
サウンドホールのおむすび型、ヘッドのクラウンカットのヘッドも健在です。
ペグのオレンジのボタンに、コアロハのマークが入っていて、本当に傑作品でした。
素晴らしいアイデア、素晴らしい見た目、素晴らしい音色、随所にハワイアンコアを使う素晴らしいスペック、本当に傑作品だと思います。
当時見た時、カマカより全然凄いな、とびっくりしたぐらいです。
そして、一番大切な音色ですが、素晴らしいの一言です。
コアロハの特徴である、音量が非常に大きく、カラッとしたいかにも、ハワイアンコアらしい音色を奏でてくれます。
ハワイ3大メーカーで、長年支持されてくるだけの素晴らしいハワイアンコアの音色です。
これだけ有名なメーカーです、音色に関しては、今更説明不要ですね。
一応スペックを再度紹介します。
ボディーは、トップサイドバック全て超高級木材のハワイアンコアの総単板です。
本当に音量が大きい音が出ます。
指板にも、貴重なハワイアンコアが使われてます。
まさに贅沢な作りです。
ブリッジもハワイアンコアです。
凄いですね。
普通、指板、ブリッジは超高価なハワイアンコアよりもう少し安価なローズウッドを使うのが普通なのに、このKCM 00はハワイアンコアを使っているんです。
本当に凄いモデルなんです。
ネックは今や貴重なマホガニー材です。
しかも、1ピースのネックという凄いネックです。
塗装は、グロス塗装。
いわゆる艶のある塗装で、ウクレレに高級感を醸し出してくれます。
グロス塗装は、見た目はとても良いんですが、非常に手間がかかり、技術が必要な塗装方法なんでウクレレの値段が高額になります。
ちなみに、艶の無いコンサートウクレレでKCM10という型番のウクレレがあるんですが、そちらよりこの艶の有るKCM 00 は高額になります。
それだけグロス塗装は、大変なんです。
技術が必要なんです。
だから、グロス塗装のウクレレは高額になるんです。
素晴らしい塗装です。
そして、なんと言っても、ブリッジにレーザーで掘られた、koaloha という文字、実にカッコ良いですね。
この時に作られたKCM 00が、なぜ人気があるのか、わかる部分です。
そして、ペグには、コアロハのマークが描かれていて、これも人気でした。
このように、高価なハワイアンコアを、ボディー、指板、ブリッジとほとんどのパーツに使い、さらにレーザーカットされたブリッジ、コアロハマークのペグ、そして高級感満載のグロス塗装の物凄いスペックのウクレレが、この時代に作られたKCM 00なんです。
このように、このウクレレは全てのパーツがハワイアンコアで作られた為、明るくカラッとした音色で、凄い音量のウクレレになったんです。
私が思うに、本当にKCM 00史上、最高傑作のコンサートウクレレだと感じてます。
ぜひ、お手にとっていただきたいです。
ちょっとだけ、コアロハというメーカーを紹介します。
コアロハウクレレは1995年創業の、ハワイ・オアフ島のウクレレメーカーです。
カマカに次ぐ人気ウクレレメーカーとしてその地位を築きました。
創設者のAlvin Okami氏はウクレレプレイヤーでもありますが、その熱心な研究心と奇抜あアイデアから独自の工法を生み出しました。
他メーカーと比べても新しいブランドですが、そのつくりの精度や卓越した音の良さから、瞬く間にハワイ中に広がり、現在は世界的にも認められる本場ハワイのウクレレメーカーとして成長しています。
オカミ氏を筆頭に息子さん兄弟が製作に携わり、家族でコアロハウクレレを支えています。
そんな家族的な暖かさがまた、コアロハウクレレの魅力に繋がっています。
そんなメーカーがコアロハなんです。
私やウクレレ仲間のあいだでは、このKCM 00は、コアロハ史上最高傑作品でだったな、と感慨深く浸ってます。
約13万円で新品購入し、コレクションとして大切に保管していた、新品同様品です。
ですんで、購入時より、だいぶ安く出品してます。
ちなみに、現行モデルの新品のKCM00は、20万円を超える高級ウクレレになってしまいました。
ですんで、この新品同様の人気のあったKCM00は、非常にお得だと思います。
なお付属品として、写真の高級感のあるしっかりとしたハードケースをお付けします。
ですんで、本体の新品時の価格が約130000円、しかも写真の高級感のあるしっかりとしたハードケースも付いてきます。
それが、新品同様でこんなにお安く出品してますので、物凄くお買い得です。
新品同様で、2014年製のコアロハのコンサートウクレレは、滅多に手に入らないと思います。
楽器店で、新品で販売されていても違和感が無いぐらいの最高のコンディションです。
もちろん送料は、無料です。
最後に念の為ですが、大切に保管してきた新品同様品ですが、10年以上前の商品の為、万が一ですが私が把握しきれない不具合があるかもしれません。
そこは、一度人の手に渡った中古品ですので、ご理解くださいませ。
このウクレレは本当に素晴らしいコンサートウクレレです。
よろしくお願いいたします。