
未使用です。購入時からもともとプレス盤ではありませんでした。
Guns N’ Roses / DOWNLOAD FRANCE 2018
DISC 1-3
2018.06.18 Base Aerienne 217, Bretigny-sur-Orge, France
いよいよ本領を発揮し始めた2018年の“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”。その極上・長尺ライヴアルバムが登場です。
当店では2018年の第一報アルバム『BERLIN 2018(Shades 928)』が大好評を賜っておりますが、本作はそれに続く第2弾。「2018年6月18日ブレティニー=シュル=オルジュ公演」の極上オーディエンス録音です。まずは、現在進行中のツアー日程の中でショウのポジションを把握してみましょう。
・6月3日-7月9日:欧州(14公演) ー今ココー
・7月13日-24日:欧州(5公演)
・11月8日-25日:アジア(7公演)
・11月29日:南アフリカ公演
これが現在までに公表されているスケジュール。今年は6月から始動し、今まさにヨーロッパを巡業中。本作のブレティニー=シュル=オルジュ公演は、その6公演目にあたるコンサートでした。このショウは、巨大フェス“DOWNLOAD FESTIVAL”のフランス編。DOWNLOADフェスの本場と言えば英国ドニントンですが、2016年から多国化。2018年はイギリス・オーストラリア・フランス・スペインの4ヵ国開催となりました。GUNS N' ROSESは、そのうち豪州以外のヨーロッパ3ヵ国に出演しています。
そんなショウを収めた本作は、野外の旨みがたっぷりの極上録音。最近フランスで頭角を現してきた録音家の作なのですが、距離感がほとんどなく、ディテールも詳細。そして何より壁や天井の反響が一切ない野外ならではのクリアさが素晴らしい。DOWNLOADのような巨大フェスの場合、ステージから離れた観客のために巨大なPA塔が建てられるのですが、恐らくはそのPA塔からダイレクトに録音しているのでしょう。反響ゼロの間近サウンドを綺麗に捉えつつ、ステージ前の大熱狂は遙か彼方。ド直近サウンドと巨大な現場スペクタクルを理想的に収録しているのです。風に流されるのか、ごくごく僅かに歌声が不安定になるパートもなくはない(風音はゼロです)ので「まるでオフィシャル」とまでは言えませんが、鮮やかなディテールと直球感はサウンドボード・クラスです。
そんなクオリティで描かれるのは、場数を踏んでいよいよ全力運転に入ってきたGUNS N' ROSES。『BERLIN 2018』はツアー再開初日ということもあってか、2時間40分程度のショウでしたが、本作は一気に大増量。約3時間半に及ぶ長尺コンサートになったのです。実際、『BERLIN 2018』では聴けなかったレパートリーが山盛り。ちょっと列挙してみると……「Shadow of Your Love」「You Could Be Mine」「New Rose」「Coma」「Yesterdays」「Black Hole Sun」「Sorry」「Don't Cry」「The Seeker」と大盤振る舞いなのです。
もちろん、単なる大盛りでもない。『BERLIN 2018』ではスコット・ウェイランドに捧げるような「Slither」が話題になりましたが、引き続き本作でも演奏。クリス・コーネルに想いを馳せる「Black Hole Sun」、さらにこの日55歳の誕生日だったディジー・リードのバースデイ・ソング大合唱も巻き起こる「The Seeker」……。極めつけは「Shadow of Your Love」。先頃リリースされた『LOCKED N' LOADED』からシングルカットされましたが、ステージでも復活。実に31年ぶりとなる生演奏が極上サウンドで炸裂するのです。もちろん、それだけの長尺セットを演じるのも、バンドが右肩上がりの絶好調だからこそ。衰えぬテンションを約3時間半にわたってたっぷりと堪能できるライヴアルバムなのです。
再始動から調子を上げ、再び3時間超えレベルに盛り上がってきた“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”。その最新ショウを極上サウンドでフル体験できる傑作ライヴアルバムです。再び集ったアクセル/スラッシュ/ダフと共に世界を巡るリアルタイムの醍醐味、どうぞ存分にお楽しみください。